2012年12月06日

2012年7月28日に開催された『モバイルアプリコンテスト』で見事に総合準優秀賞に選ばれました。　(7月31日　既報参照)
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/120731-2.html

　このコンテストは最新のモバイルアプリを競うもので、今年は本選に14作品がノミネートされました。このモバイルの組み込み技術は去年から本格化した最先端の技術でもあり、今年も一般参加よりは主に情報工学を専門とする大学の研究グループの参加が多かったといいます。
　電気情報工学科の金義鎭(キム　ウイジン)准教授が指導する、電気情報工学科メディアアナリシス研究室の4年生森湧紀さんと、3年生の菅原俊幸さんのアプリ作品名は「つながるキズナ」。災害時の避難所管理のアプリケーションです。災害時に停電や通信などの社会基盤インフラが途絶しても確実に動く避難所管理システムを構築しました。コンテストでは、大震災の体験者ならではの着眼点と実用性が高く評価され総合準優秀賞を勝ち取りました。
　今回学長表彰を受けた森さんと菅原さんは口をそろえて「金先生の熱い指導」を強調。金先生からは、「工学部の警備員にもすっかり顔と名前を覚えられるくらい研究室に通い詰めて作成したアプリ。指導教員としても高く評価できる」と星宮学長に報告。
　本学の名を広く知らしめた2学生に、星宮望学長からは学長表彰の賞状と記念品が贈られました。