東北学院大学

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教養学部金菱ゼミ生『私の夢まで、 会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから』で学長表彰

2018年05月29日

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 本年、2月下旬に刊行された『私の夢まで、 会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから』(東北学院大学震災のプロジェクト 金菱ゼミナール編 朝日新聞出版刊)は、震災から7年を迎えたこの3月、多くの新聞・テレビで紹介されました。本書は2016(平成28)年1月に刊行された『呼び覚まされる霊性の震災学 3・11生と死のはざまで』(東北学院大学震災のプロジェクト 金菱ゼミナール編 新曜社刊)と対をなすもので、震災で亡くなった家族の夢を見た遺族の方々に聞き取りしたお話をまとめた本です。

 去る2月21日に泉キャンパス5号館4階地域調査実習室で開催された出版報告会は、編者として参加したゼミ生16名による報道機関向けの報告会でした。当日は中央紙から地元紙、地元テレビ局も加わり、当日夜から翌日にかけてニュースとして放送され、新聞では『震災7年特集』として3月11日前後に掲載されました。その後も共同通信社、時事通信社の配信により、特に関東以西の西日本のメディアによって大きく報道されました。
 一方、ゼミ生は、報告会の後も要請に応えてラジオ番組に生出演し、取材に応じてくれた方々に上梓された本を届ける様子などの取材にも応え、様々なメディアで取り上げられました。

 こうして東北学院大学の存在感を示した教養学部金菱ゼミナール生16名に対し、5月28日学長表彰が行われました。
 当日は授業などの都合により全員出席は叶いませんでしたが、5名の学生が学長表彰を受けました。
 松本宣郎学長はこれまで金菱ゼミナール編の既刊書籍に携わった卒業生たちにも言及し、「大学のために努めてくれた皆さんを誇りに思います。感謝のしるしとして表彰します」と労いました。
 学長表彰を受けられた皆さま、そしてすでに卒業されている元・東北学院大学教養学部地域構想学科・金菱ゼミナール生の皆さま、おめでとうございました。

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『私の夢まで、 会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから』(東北学院大学震災のプロジェクト 金菱ゼミナール編 朝日新聞出版)
金菱ゼミナール生

4年生 坂口歩夢、會川樹、赤間永望、阿部あかり、阿部穂乃香、板橋乃里佳、井出真奈美、片岡大地、佐々木大樹、関明日香、野尻航平、林真希
3年生 伊藤日奈子、斎京悟郎、齋藤香菜子、本田賢太

・「ゼミ学生たちによる報告会記事」はこちら

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