2019年11月11日

　11月７日、ジュンク堂書店仙台TR店において今年度２回目となる「学生選書ツアー2019」が開催されました。
　この企画は、教員や図書館スタッフが行っている選書の一部を学生に担ってもらうものです。学生が書店に足を運び、その場で図書館に置きたい本を選ぶという学生主体の催しです。当日は参加学生12名が一斉に選書する方式ではなく、開催時間約５時間の中で学生が都合の良い時間に来店し、各々約１時間の持ち時間内で選書を行うという方式で開催されました。
　学生たちは、はじめにガイダンス（事前説明）を受けたあと、１名につき限度額２万円の予算のなかで、興味がある本や話題となっている本、在学生に広く読まれる本を選書。この企画に参加した教養学部地域構想学科１年の鈴木千紘さんは「以前四国へ一人旅をしたのですが、その際に読んだ本が私のなかでとても役に立ちました。在学生の皆さんにも、なにか役に立つような本を選びたいと思います」と複数の本をかごに入れ、笑顔で答えてくれました。
　ある学生は海外幻想文学、ある学生は魔術に関する書籍、またある学生は軍事・戦争に関するものなど、思い思いに本を選んでいたのが印象的でした。
　学生が選んだ本は、選書基準に照らし、今後図書館スタッフが購入可否を判断します。その後購入手続きを行ったあと大学図書館内で貸し出しが行われる予定です。