2023年02月24日

　2月13日と14日の2日間にわたって、東北学院高等学校の1年生が「総合的な探究の時間」の授業で調査した内容を発表する学習成果発表会を行いました。その発表会には文学部教育学科の学生16名が、中高大一貫教育事業の一環でアドバイザーとして参加しました。

　発表会は「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals：SDGs）」に掲げられている17個の目標から、各々がテーマを選び調査したものを少人数のグループに分かれてワールド・カフェ方式で発表しました。

　高校生にとっては大学生からアドバイスや質問をされることで学びを深めることができると同時に、教職を目指している大学生にとっても教える立場を経験できることは大きな学びにつながります。

　今回の授業に参加した平塚創さん（教育学科4年）は「発表の全体の流れが考えられていて、分かりやすかったです。これまで高校生と触れ合う機会が少なかったので、生徒の理解につながるよい機会でした」と話しました。また、髙澤優斗さん（同学科3年）は「発表を聞く中で自分が知らない分野もあり、高校生に疑問点を質問しながら的確にアドバイスをするというのが難しかったです」と振り返りました。