2023年07月04日

　7月1日、本学硬式野球部の1年生を対象に、食の重要性を理解し意識的に食事を摂取することの大切さを学ぶ、栄養指導セミナーを実施しました。

　この取り組みは、宮城学院女子大学との連携事業によるもので、当日は同大でスポーツチームの栄養サポートを通じて地域貢献を目指す団体「Spⓡt A You」（スポット アー ユー、通称:SAY）の学生にご協力いただきました。昨年も硬式野球部の1・2年生を対象にセミナーが実施され、今回で2回目の取り組みとなります。

　今回の栄養指導セミナーでは、大学に入学して初めて一人暮らしをする学生も多いことから、どのくらいのカロリーとどのような栄養素を摂取すれば良いのかについて学びました。はじめに、SAYの学生から「バランスの良い食事は野球と同じです」というキャッチフレーズのもと、栄養素とその役割について分かりやすく野球で例えながら説明を受けました。そして、事前に送った実際の食事の写真から、カロリーや栄養バランスについてアドバイスをもらい、選手たちもたくさん食べているようで実は足りていないことに驚いている様子でした。その後グループに分かれて、1日に必要なカロリーを満たす栄養バランスの取れた献立などを考えることができるアプリを使いながら、一人ひとりに合ったメニューを真剣に考えていました。

　最後に星孝典監督から「速い球を投げる、遠くへボールを飛ばすには体が重要。太ることを気にせず、まずはたくさん食べなさい。食べすぎても大丈夫。太らせないように練習するから」と冗談を交えつつ、体づくりのアドバイスがありました。今回のセミナーでは、すぐにでも実践できそうなアドバイスも多く、選手たちは改めて食事の重要性について認識を深めていました。