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【経営学科】ビジネス・ケース実習Ⅰ:戦略提案発表会を開催しました

2024年07月19日

 2024年7月19日(金)に、経営学科「ビジネス・ケース実習Ⅰ」(担当教員:折橋伸哉教授・矢口義教教授)において、株式会社かわむら(宮城県気仙沼市)に対する戦略提案発表会を開催しました。当日は、同社代表取締役 川村潤社長に本学にお越しいただきました。

 ビジネス・ケース実習という講義科目は、地域企業の協力の下に、受講生が企業を調査・研究するものになっています。しかも、調査・研究をするだけに留まらず、当該企業の競争力を強化するための戦略を立案して提案することも行います。その戦略提案発表会には、経営者の方に実際にプレゼンテーションを行い、その独自性や有効性について検証してもらいます。

 2024年度前期のビジネス・ケース実習Ⅰでは、乾燥/塩蔵わかめ・めかぶ・いくら製造で地域を代表するB to Bの水産加工企業である、かわむら様に協力をしていただくことになり、受講生約30名は、その調査の一環で同社を訪問し、さらに5班に分かれて独自調査・研究を積み重ねました。

 受講生の発表タイトルは下記の通りです。
1班:海外展開戦略
2班:わかめを用いた発展途上国の栄養問題改善
3班:かわむら水産コンテスト
4班:商品開発による自社ブランドの確立
5班:『かわむらの商品を全国、そしてベトナムへ』~ベトナム市場進出戦略~

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受講生の発表1

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受講生の発表2

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コメントをする川村社長


 受講生の発表には、競争優位に直結する経営戦略的なものから、長期的視点でSDGs(持続可能な開発目標)に貢献する取り組みまで多岐にわたりました。
 川村社長からも、「すぐにでも活用できそうなアイディアを得られた」、「長期的に企業価値を高める視点を認識できた」などのお言葉をいただき、高く評価していただきました。
 本学経営学科では、地域企業の皆様のご協力の下で、今後とも「理論と実践の融合」に基づいて、学生のビジネス・スキルを向上させるための教育を推進してまいります。

※本授業の調査活動はTGGV150第Ⅱ期中期計画「プロボノ的ボランティア活動による地域課題解決と学生の実践的資質の向上」(B221)の一環としても行われています。

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