2024年09月20日

　8月23日と9月13日の2日間、東北学院高等学校「TGコース」の2年生106名が本学を訪問し、学科紹介や模擬講義を通じて大学での学びを体験しました。これは、同校の学校設定科目「プレカレッジ」の一環として行われたもので、生徒が進学後の姿を具体的にイメージできるようにするとともに、進路選択の重要な判断材料となることを目的としています。

　8月の訪問では、1校時目に英文学科と経済学科、2校時目に地域コミュニティ学科と機械知能工学科の講義が行われ、生徒たちは興味のある学科の講義に参加しました。午後には特別講座として、本学へ進学した同校の卒業生によるOB講話が行われ、生徒たちにとって、進学後の生活や学びに関するリアルな体験談を聞き、大学生活についての理解を深めるきっかけとなりました。

　9月の訪問では、1校時目に教育学科と環境建設工学科、2校時目に経営学科とデータサイエンス学科の講義が行われました。どの学科も専門的な内容を取り入れ、生徒たちは将来の学びに対する関心を広げることができました。また、午後には外国語教育センターの中野優子助教による「イングリッシュ・アカデミック・フォーラム」が実施され、英語への関心を一層高める機会となりました。

　両日とも、生徒たちは大学の授業や学科での学びを実際に体験し、今後の進路を考える際の参考にしていました。今後も複数回の訪問が予定されており、さまざまな学科の講義や施設見学を通して、大学への理解をより深めていくことが期待されています。