【国際教養学科】沓掛ゼミの学生がタンザニア研修(異文化体験演習B)に参加しました
2026年09月29日
2026年8月、国際教養学科の沓掛ゼミの学生7名が、東アフリカのタンザニアを訪問する海外研修に参加しました。全員が初めてのアフリカ大陸への渡航でしたが、なかには今回が初めての海外渡航となる学生もいました。
研修前半は首座都市であるダルエスサラームでさまざまな機関・団体を訪問しました。孤児院サラハウスでは、日本から持ち寄ったおもちゃをつかいながら、子どもたちとの交流を楽しみました。また、JICAタンザニア事務所、および、タンザニアに拠点を持つ日本発のスタートアップであるWASSHA Inc.への訪問も行い、日本とタンザニアをつなぐ国際協力・ビジネスの現場についてお話を伺うことができました。
さらに、タンザニア最高峰の大学であるダルエスサラーム大学への訪問では、キャンパスを見学するとともに、現地の大学生らと交流し、タンザニアの大学生活や教育環境、日本とタンザニアの違いなどについて語り合うことができました。研修中は、市内でのフィールドワークも行い、自分たちの足で街を歩き、人々の暮らしや町の様子を観察しました。
ダルエスサラーム大学での様子
フィールドワークの様子
研修後半には北部の都市アルーシャへ移動し、イルボル中学校と、日本が支援を行うサクラ中学校を訪問しました。ここでも、学校の様子を見学するだけでなく、生徒たちと直接ことばを交わしてじっくりと交流しました。イルボル中学校では、中国語が必修科目となっており、中国語を履修している学生にとっては、「国際語としての中国語」を体感する良い機会となったようです。サクラ中学校では、韓国ドラマやK-POP、SNSに関する話題で盛り上がり、同時代性を感じたようです。
サクラ中学校の生徒たちと話す学生たち
今回の研修において、参加した学生たちは、教育機関や国際協力機関などへの訪問だけでなく、慣れない手食に挑戦したり、多くの乗客で混み合うコミュニティバスを利用したり、市場や街中を自分たちの足で歩いたりと、日本とは異なる環境の中で日々「生活すること」を体験しました。戸惑うこともあったようですが、そのたびに自らの「当たり前」を問い直し、次第に「違うこと」そのものを肯定的に受け止め、楽しむことができるようになったようです。
研修後には、タンザニアへの訪問をきっかけにアフリカへの関心をさらに深めた学生や、「実際に現地を訪れたことで世界の見方が変わった」と振り返る学生もいました。教室での授業や本を読んで得られる知識だけではなく、異なる社会のなかに実際に身をおき、自分の目で見て、人と出会い、ことばを交わすことの意味の大きさを実感する機会となりました。