「東北地方太平洋沖地震仙台東部道路東部高架橋災害復旧検討委員会」
【所属/氏名】工学部 環境建設工学科 中沢正利 教授
【分野/領域】土木工学
概要
- 3月11日の東北地方太平洋沖地震により、仙台東部道路東部高架橋(仙台東IC~仙台港北IC間)の桁の橋軸直角方向のずれ、主桁や対傾構の部材の変形、ゴム支承の破断、伸縮装置やサイドブロックの破損が生じた。これらに対して、変形した部材の耐荷力評価を行い、本復旧に向けた補修方法を検討する。また、ゴム支承が破断した現象について、詳細調査、再現解析、その他試験等により、破断メカニズムを推定し、今後の本復旧、あるいは現行のゴム支承の設計基準に対し新たに考慮すべき事項を提案すること、サイドブロックの破損状況を踏まえ、東部高架橋のサイドブロックのあり方や改善策について検討すること、が目的である。
実施期間
2011年6月から2012年1月まで実施