生態系サービスの享受を最大化する‘里浜復興シナリオ’創出プロジェクト
- 所属学部・氏名
- 教養学部 地域構想学科
平吹 喜彦 教授 - 分野/領域
- 景観生態学・歴史学・海岸工学・防災学・民俗学・コミュニテイマネジメントほか(協働による活動)
概要
東北地方太平洋沖地震・津波で被災した仙台湾南部海岸に位置する仙台市宮城野区新浜地区の海岸(砂浜海岸エコトーン)と里浜を拠点として、以下の4点を目標に掲げて活動してきた。主な成果については、連携してきた南蒲生/砂浜海岸エコトーンモニタリング ネットワークのホームページに掲載されている。
- 大地震・大津波と復興事業に伴う攪乱、およびその後の自律的再生の実態を、自然科学的な調査によって明らかにすること。
- 長く存続してきた「里浜の暮らし」を支える伝統的な思想・知恵・技法およびコミュニティのしくみを、人文社会科学的な調査によって明らかにすること。
- 両者の活動・成果を統合させて、「未来思考によるふるさと・里浜の創出」に向けたグランドデザインの提示、および住民と多様なステークホルダーによる協働・合意形成・復興まちづくりを支援すること。
- その上で最終的に、これら一連の情報・体験を総括して、実効性のある、一般化された‘里浜復興シナリオ’を提示すること。
活動状況
活動中