東北学院大学

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文学部 英文学科

教員紹介

教員プロフィール

井出 達郎 准教授

担当科目 アメリカ小説Ⅰ・Ⅱ
研究テーマ

20世紀前半以降の英米文学作品を扱い、「場所」をテーマに研究しています。当時の芸術や学問の諸分野に共通にみられる絶対的な視点の喪失、主体と客体の関係への問い直し、表層と深層の発見、時間と空間の新しい考え方といった問題に照らし合わせながら、 文学作品が描く場所に関するモチーフについて考えています。より現代に近い作品を視野に入れながら、「世界に在る」という根源的な感覚と文学とのつながりを探っていくことが目標です。

業績
論文
  1. "Two Americas in America: The Pursuit of Memory by an American 'Rewriter' in Steve Erickson's Arc d'X." 『北海道アメリカ文学』第20号(2004)
  2. "Beyond Incorrect and Correct: Faulkner Studies and Post-Modern Critical Discourses." 『北海道英語英文学』第50号(2005)
  3. "Going After 'Jason Compson': The Dialogic Turn in William Faulkner's The Sound and the Fury." 『北海道英語英文学』第51号(2006)
  4. "Between the Universalist State and the Outside: 'America' as Double Community in William Faulkner's 'Red Leaves.'" 『北海道アメリカ文学』第24号(2008年)
  5. 「『島を愛した男』とD. H. ロレンスのコスモス」 『D. H. ロレンス研究』第22号(2012)
  6. 「流れの場としての都市と身体――ヘンリー・ミラー『北回帰線』が描く生のあり方」 『北海道アメリカ文学』第28号(2012)
  7. 「死者をおこす――J. D. サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』におけるラザロのエピソードのパロディと死者の存在論」 『東北学院大学英語英文学研究所紀要』第38号 (2013)
  8. 「世界の手触り――D. H. ロレンスの旅行記と触覚の思想」 『東北学院大学論集――英語英文学』第97号(2013)
  9. 「ポール・オースター「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」における視線と贈与としての存在」 『東北学院大学英語英文学研究所紀要』第39号 (2014)
  10. 「遅れた手紙、壊れた時計——J. D. サリンジャー「エズメに——愛と悲惨をこめて」における祈りの時間性」 『東北学院大学論集――英語英文学』第98号(2014)
  11. 「世界の中に在ること――モダニズム文学における探偵、画家、語り手と「リアルなもの」をめぐるトポロジー」 『東北学院大学英語英文学研究所紀要』第40号 (2015)
  12. 「“conception”の転倒に向けて――F. スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』における表層の深さ」 『東北アメリカ文学研究』第38号 (2015)
  13. 「「新しい傷」からのつながりに向かって―― レイモンド・カーヴァー「ささやかだけれど、役にたつこと」における“accident”の時間性」 『東北学院大学英語英文学研究所紀要』第41号 (2016)