東北学院大学

文学部 英文学科

教員紹介

教員プロフィール

泉 順子 教授

担当科目 英米文学講読Ⅱ、翻訳実践Ⅰ・Ⅱ、英米文学演習Ⅰ・Ⅱ
研究テーマ

20世紀前半以降のイギリス小説と文化を<人間・環境・ウェルネス>という観点から研究しています。近年は、短編小説、W.サマセット・モームやミュリエル・スパークについての個別作家研究と並行して、人間の五感と環境の相互影響、読書に関連した諸活動と言説を文学研究の視座から考察できるよう勉強しています。

業績
著書
  1. 『「プリンセス・ダイアナ」という生き方――「自尊」と「自信」への旅』丸善プラネット (2019)
共著書(章執筆)
  1. 「王室とメディア」『愛と戦いのイギリス文化史 1951-2010年』慶應義塾大学出版会 (2011)
  2. 「『貧しき者の最期』における『私』の体験、視点、死」『オーウェルと旅』音羽書房鶴見書店 (2013)
  3. 「現代スコットランド文学における想像力への挑戦」『読書する女性たち』彩流社 (2006)
論文
  1. 「ブーツ・ブックラバーズ・ライブラリー(UK)に「逃避」した女性たち」『図書の譜』第24号 (2020)
  2. 「ビブリオセラピーにおける文学作品の効能――文献レビュ――」『明治大学教養論集』533号 (2018)
  3. 「フィクションが物語るビブリオセラピーの薦め」『図書の譜』第22号 (2018)
  4. 「19世紀イギリスのダンディズムにみるたばこ文化」『平成25年度 公益財団法人 たばこ総合研究センター 助成研究報告』(共著) (2014)
  5. 「戦間期イギリスのユートピア小説における身体:『1984年』における女性と花」『明治大学人文科学研究所紀要』第69冊 (2011)
  6. 「1930年代のにおいのポリティックス――『すばらしい新世界』と『新たな悦び』における嗅覚と社会的想像力」『ヴァージニア・ウルフ研究』第25号 (2008)
その他の業績
  1. 公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)研究助成「19世紀イギリス のダンディズムにみるたばこ文化」(助成申請・研究者)(2013年4月~2014年7月)
  2. 科学研究費補助金若手研究(B)「イギリスの死生観教育にみるナショナル・アイデンティティの形成」(2012年~2014年)