東日本大震災 東北学院1年の記録
東北学院中学校・高等学校
東北学院中学校・高等学校では、6校時の授業終了直前の地震で、生徒はすぐに陸上競技場に避難、その後の津波情報を受け、校舎2階のウッドデッキに避難・待機した。雪がひどくなったため2階以上の教室で全員が待機した。幸い生徒・教職員に被害はなく、震災当日の学校内の宿泊者は700名だった。
被害の状況は、礼拝堂棟の鐘楼の接合部や廊下が破損、礼拝堂では天井化粧ボードが一部落下し、空調の吹き出し口カバーが落下するなどの被害があった。また、体育館倉庫の水漏れ、図書室内壁の一部のクラックなどの被害が生じた。立地の特性から外構の地盤沈下や地割れが見られ、それに伴いグラウンドの防球ネットの支線がゆがみ金具がずれたりした。