東北学院大学

工学部 電気電子工学科

特徴的な学び

電気電子工学科4年
伊藤 佳祐さん

(宮城県/東北学院高等学校出身)

社会に不可欠な「電気」を学びたいと考え、本学科を選びました。企業出身の先生も多いので、学術的な知識以外にも実際に企業で使用される機械や器具のことや安全性に関する過去の事例など、現場や、仕事内容を具体的にイメージできるようなお話も聞くことができて印象的でした。大学での経験を通して、目標を達成するには自分の努力だけではなく周囲の「環境」がとても大切だと実感しています。私は本学で、さまざまな出会いや機会を得る中で、自分の本当に進みたい道を決めることができました。卒業後は、第一志望の電力会社に就職します。今後、SDGsの普及や社会情勢に伴い、電力業界も大きく変化していくことが予想されますが、本学科で得た学びを応用して理解を深めながら、電力の安定供給という形で地域に貢献していければと思います。

私の研究室での学び

3年次の「ジュニアセミナー」で各研究室の先生のお話を聞き、小澤先生の下で学ぶことを決めました。先生の企業勤務のご経験の豊富さや、各人のペースで研究活動ができるオープンな雰囲気に惹かれたのがその理由です。私の研究テーマは「超音波スピーカーを用いた超指向性スピーカーの研究」です。特定の場所にピンポイントで音を届けるための距離や周波数、電圧といった要素の規則性や関連性について研究しています。研究室では、常に自分で考えて行動することが求められます。与えられた情報で課題を解決するのではなく、課題も解決方法も自分たちで考えて設定する。そうした訓練を積み重ねることで、不測の事態が起きてしまったときなど、ケースに応じた対処方法を論理的に考え、臨機応変に行動する力が身に付いたように思います。