常に学ぶ姿勢が
重要なIT系で
将来のビジョンを考える。
情報基盤工学科 4年
庄子 天晴さん
宮城県
聖ウルスラ学院英智高等学校出身
進学先/横浜国立大学大学院理工学府
学科の先生方の下で質の高い学びを
大学院に行って、広い分野で確実に貢献できるIT技術を学び、関連する企業に就職する。それが、高校生の頃から漠然と考えていた私の将来像でした。ITや人工知能といった情報系の分野は近年急速に進歩しているため、その分活かせる職業が多いだろうと思ったのです。
第一志望ではない大学に入学することになり、満足いく学習ができるのかという不安を入学当初から抱いていました。しかし授業を受けていくうちにそれが杞憂であったのだと印象を改めました。特にデータサイエンスの授業では、統計的な思考力を身に付けたり、自分でプログラミングしたり、難しいと感じることもありましたが、自分の中に知識として蓄えられていくのを実感しましたね。情報基盤工学科は私たちが1期生だったということもあり、学生の意見を授業に取り入れてくださる先生方も多く、一緒に授業をつくり上げているという感覚がありました。
常に新しいことを学び続ける姿勢を大切に
先生と密にコミュニケーションを取り、1期生として学科の礎を築いた。
新型コロナウイルスの影響で研究活動は基本的にオンラインで行われましたが、機械系や電気系とは異なり、情報系はパソコンさえあれば自分のペースで研究を進められるので、感染症の影響はそこまで大きく感じませんでした。つまり、場所を問わずいつでも学べるということでもあります。
情報分野の技術は日々進歩しており、常に新しいことを学ぶ姿勢が求められます。それは4年間学んできた中で強く感じましたし、だからこそ、大学院に行ってさらに知識を身に付け、自分の歩む道を明確にしたいという気持ちも強くなりました。一度社会人として経験を積んでから大学院に入るということも考えましたが、いずれにせよ、新しいことや未知のものを学び、吸収する意識だけは持ち続けたいと思っています。
私のできごと
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高校の先生に大学院に関する話を聞いてから、大学院に行きたいと思うようになった。
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金銭的に苦労した経験から将来に対しては堅実的。学ぶなら、今後ますます需要が増えるIT系がいい。
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1期生ということもあり、満足できる学びができるか不安だったが、学科の先生方の質の高い授業を学べた。
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IT業界は常に学ぶ姿勢が大事。その姿勢を忘れないよう、大学院でもしっかり知識を身に付けたい。
※2020年当時の内容です