学位授与までのプロセス
本研究科では、入学直後の新入生ガイダンスにおいて、大学院での学習についての一般的諸注意とともに、専任教員による講義内容についての説明と、授業科目担当者による履修希望者への個別指導が実施される。
大学院生は、1年次中に、それぞれの研究テーマに基づいて研究計画を作成・提出し、研究科委員会の承認を受ける。
修士論文作成のスケジュールは、上記の研究計画の作成・提出から始まり、2年次4月の論文題目提出、同9月又は10月の中間報告、翌1月の論文提出、2月の論文審査で完了する。
学位論文審査基準・体制
審査基準
学術研究論文としての基本的要件を備えていることが審査基準となる。具体的には、①基本文献の理解度、②論旨の一貫性、③文献・資料の引用方法の適切性という三要件が重視される。
審査体制
本研究科では、学位論文審査に際して、論文審査委員(主査及び副査各1名)が専任され、論文の査読と口述試験が実施される。審査委員は、その結果を研究科委員会に報告し、審査委員の報告は、研究科委員会での審議によって合否が決定されることになる。