前期2年の課程の履修方法
2年以上在学し、総単位数として30単位上を修得し、かつ、法学研究コースの者については、導入科目の単位を2単位以上および演習科目の単位を8単位以上修得し、修士論文を提出し、その審査および最終試験に合格すること、法学専修コース(論文)の者については、導入科目の単位を2単位以上、一般講義および応用講義の単位を4単位以上、ならびに演習科目の単位を6単位以上修得し、修士論文を提出し、その審査および最終試験に合格すること、法学専修コース(一般)の者については、導入科目の単位を2単位以上、一般講義および応用講義の単位を8単位以上、ならびに演習科目の単位を6単位以上修得し、リサーチペーパーを提出し、その審査および最終試験に合格することが求められます。ただし、総単位数30単位のうち、10単位を限度として他研究科または学部授業科目の中から主指導教員の承認を得て選択履修することができます。
後期3年の課程の履修指導・研究指導の方法
- 博士後期課程を修了する標準的条件は、3年以上在学して12単位(演習8単位、論文指導4単位)以上を修得し、研究指導を受けて博士論文を提出し、論文審査および最終試験に合格することです。ただし、特に優れた研究業績をあげたものについては、3年未満の在学期間で修了を認める場合があります。
- 博士後期課程の学生はすでに修士論文を作成した経験をもっているのが通常ですから、入・進学の時点である程度まで研究テーマが絞られています。従って、学生は、指導教員の適切な指導の下、そのテーマを真に意味のあるものに鍛え上げ、確実な成果を上げうるように努力しなければなりません。
- 法律学演習Ⅰと法律学演習Ⅱについては、分野ごとの総合演習を設けています。