東北学院大学

教養学部

出張講義

教養学部 出張講義 テーマ一覧

教養学部はユニークな教養教育科目を基礎として多彩な専門教育科目を設置し、現代社会が求める新しいタイプのゼネラリスト(教養人)の育成を目指しています。その特徴は学問領域の広さと学際性にあります。大学での講義を体験したい、専門領域の話を聞きたい、オープンキャンパスには行けないけれども大学の様子を知りたいという場合には、お気軽にお申し込みください。

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人間科学科

心理学
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
福野 光輝 社会心理学 心理学って占いみたいなもの?:はじめての心理学 心理学と聞いて、みなさんはどのような学問だとイメージするでしょうか。みなさんが抱くイメージは、心理学の実際の姿にどのくらい近いのでしょうか。この授業では、心理学にありがちなイメージを検証していきながら、科学的な心理学の姿を紹介します。
心の社会性を探る 遠い昔、人間が一人ではなく、集団で生きることを選択したときから、私たちの心も、他者との関係を通して形づくられてきました。この授業では、こうした心の社会性を明らかにしようとする社会心理学の一端をお伝えします。
交渉の心理学 人々のものの見方や考え方は必ずしも同じではないので、利害の不一致が生じることは避けられません。交渉はこうした利害の不一致を解決する方法のひとつです。しかしいざ話し合いを始めても、必ずうまくいくわけではありません。なぜなのでしょう。この授業では、心理学の観点から交渉について考えます。
加藤 健二 認知心理学 「心」を科学する
~認知心理学入門~
知覚や記憶といったこころの知的な働きを研究する認知心理学という分野について紹介し、そこで見いだされた知見を学ぶことがカウンセリングやパーソナリティなど他の心理学分野の理解とどう関わっているかを解説します。
金井 嘉宏 臨床心理学 ストレスや不安との上手なつきあい方 勉強のことや部活のこと、先生や友人との人間関係などでさまざまな不安や悩みを抱える生徒は少なくありません。こうした不安やストレスとの上手なつきあい方を心理学の観点からご紹介します。
小林 裕 組織・集団心理学 みんなの力/ひとりの力
~集団心理学入門~
ひとりだとしないのに「みんな」といっしょだとやってしまう…。「みんな」はなぜ力を持っているのだろう。反対に、「みんな」をひとりで変えることはできないのか。このような問題を集団心理学の視点から考えてみましょう。
東海林 渉 臨床心理学
健康心理学
「人間らしさ」の心理学
〜心と身体をめぐる冒険〜
ヒトの人らしさとは何でしょうか。二足歩行?道具使用?言語使用?コミュニケーション?実は、それらはいずれも確固たる人間らしさとは言いきれません。では、「人間らしさ」とは一体何なのでしょう。そして我々はその人間らしさを、心と身体のためにどのように使うことができるでしょうか。演習を交えて紹介します。
萩原 俊彦 発達心理学 キャリアの心理学 進路や職業を考える際に必ず目にするようになった「キャリア」という言葉は、人が一生の中で果たす様々な役割のつながりを意味します。この授業では、高校生のみなさんが直面するキャリアの課題について心理学の観点からお話しし、自分自身のキャリアを考えていただこうと思います。
堀毛 裕子 健康心理学
臨床心理学
パーソナリティ心理学
心身の健康を目指して
~臨床・健康心理学入門~
「ストレス」ということばはすっかり日常に定着していますが、ストレスをめぐる問題は、まさに心と体の関係を読み解くカギの一つといえます。ここでは、ストレスのしくみを始めとして、心身の不調の改善や健康増進に関する心理学の研究領域を紹介します。
「自分」って何だろう
~自己意識の心理学入門~
自分はどうしてこうなんだろう、他人から見たら自分はどう見えているのだろう…。「自分」について悩むことって、いろいろありますね。ここでは人が自分自身をどのようにとらえているか、という問題を中心とした心理学の研究領域を紹介します。
社会学
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
片瀬 一男 教育社会学 現代青少年の性愛文化
~若者は「草食化」したか?~
2017年の「青少年の性行動全国調査」をもとに、現代の若者の性愛文化の変容を跡付け、現代の若者が「草食化」したか探ります。
小林 信重 情報社会論 情報技術の成立・普及要因とその影響 コンピュータや情報ネットワークのような情報技術は、社会の在り方を大きく変化させてきました。本授業では、情報技術がどのような歴史的背景のもとで登場し普及したか、また社会や経済にどのような影響を与えたかを解説します。
仙田 幸子 人口学 少子化はなぜ起きているのか 日本では少子化が問題になっています。少子化が、なぜ起きているのかについて解説します。
神林 博史 社会学・
計量社会学
統計の読み方・考え方 最近、社会人の間で統計学がブームです。では、なぜ統計はそれほど重要なのでしょうか。この授業では、社会における統計の重要性を説明すると共に、私たちがふだん何気なく接している統計情報の何に気をつけなければいけないのか、その基礎的な部分を紹介します。
格差の何がいけないの?
~日本社会の格差と貧困について考える~
今、日本は不平等の大きな「格差社会」になったと言われています。この授業では、(1)格差や貧困の何が問題なのか、(2)その原因は何か、(3)私たちはこれからどうすれば良いのか、について考えます。
鈴木 努 社会ネットワーク論 社会ネットワークの科学~家族からインターネットまで~ 私たちは社会の中で独立して存在するのではなく、家族や友人など人間関係の中で生活しています。「社会ネットワーク分析」という方法でこれらの人間関係を調べてみると、個人だけを見ていたときには気づかなかった、個人と集団の関係が見えてきます。また近年では電子メールやSNSなど電子メディアの発達によって大規模な人間関係のネットワークが研究されるようになってきました。身近な人間関係からインターネットまで、社会ネットワーク論の考え方を紹介します。
教育学
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
泉山 靖人 教育制度論 学ぶための社会の仕組み 日本において多くの人は幼稚園あるいは保育所から始まり、小学校・中学校を経て、その後社会に出て行くまでの期間に学校生活を送り、また社会に出てからもさまざまな学ぶための社会の仕組みを利用しています。この授業では、このような社会の仕組みがなぜ必要とされているのか、さまざまな考え方を紹介しながら考えていきます。
大迫 章史 教育学 学校とは何か? 教育といえば、学校を思い浮かべるくらい、学校はわれわれの生活にあって当たり前のものとなっています。本講義では、こうした学校がそもそもどのような役割をもったものであるのかを考えていきます。きっと、みなさんの知らない学校の姿がみえてくるでしょう。
清水 貴裕 教育臨床心理学
臨床社会心理学
他者とかかわる 私たちは常に人とかかわりながら生活をしています。しかし、他者と円滑なコミュニケーションをとるのはそれほど簡単なことではありません。私たち一人一人が持っている「ものの見方」がコミュニケーションにどのような影響を与えるのかについて、簡単な体験を通して考えてみたいと思います。
坪田 益美 社会科教育学 市民として生きる グローバル化、情報化、ならびに科学技術の進展にともなって、めまぐるしく変化する社会をよりたくましく、より賢く生きるためにも、民主的に社会を運営し、自らその担い手として生きていく資質・能力を、一人ひとりが備える必要がある。そのために、一人ひとりが理性的な判断として、民主的な市民として生きることを選択できるよう、本講義は特に、その必要性・重要性について考察するきっかけを与えるものにしたい。
平野 幹雄 発達障害学 発達とその遅れ、偏りを理解する 子どもの発達のスピードは人それぞれです。本講義では、社会性の発達をキーワードに発達障害の子どもたちの特性について考えてみたいと思います。同時に、本来人が自分や他者の心情をどのように理解しているのか、発達の視点から考えてみたいと思います。
水谷 修 生涯学習学 青少年期の「自分探し」 発達課題は時代や文化の違いによって異なるが、不易のものもあり、青少年期の「自分探し」はその一つです。三間(時間、空間、仲間)や関係の減少、心を豊かにする面白さの喪失という現状を踏まえ、今日の青少年の「自分探し」にとって何が必要なのか、非効率、たまたま・偶然、体験などをキーワードに考えます。
体育学
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
岡﨑 勘造 発育発達学 早寝早起き、朝ご飯、運動の科学 早寝早起き、朝ご飯、運動の生活リズムを整えてあげることは、健やかな日常生活を送るために大切なことです。この授業では、早寝早起き、朝ご飯、運動の生活習慣が人間の健康に貢献する理由を発育発達学の視点からお話し、大学での学びを体験してもらいます。そして、皆さんの生活習慣を見直すきっかけとなるようにも、授業を展開したいと思います。
黒須 憲 武道文化論・スポーツ文化論 武道について 武道とは戦闘術から発展した日本の伝統的な運動文化であり、稽古、学、型、道、修行、流派などの言葉で特徴付けられます。稽古とは「古の道を稽る」ことであり、ものを学び習う、つまり学問とか学習などの意味を持っていました。
スポーツは健康に悪い運動 統計的にもスポーツ選手は短命。健康の為にスポーツをしましょうは虚構や幻想。でも、楽しいからみんながスポーツを行う。スポーツは生活を豊かにし楽しみを与えてくれる文化です。
坂本 譲 運動免疫学 健康・運動・免疫? 免疫とは生体内の様々な細胞が連絡を取り協力し合って自分の体に不必要なモノ、悪さをするモノを体の外に排除しながら体を守り健康を維持する働きですが、運動やストレスなどいろいろな刺激によって働きが良くなったり、悪くなったりします。ここでは運動によって免疫機能はどう変化するのか、またこの変化が健康にどのように影響するのか、事例をもとに解説します。
宍戸 隆之 スポーツ教育学 運動と学業成績との関連 運動と脳の認知機能の関連について数多くの研究がなされています。一日のどのタイミングで勉強することが効果的なのか、さらには、生活習慣として行っている運動や、食事、睡眠なども、どのようなタイミングで行うことが健康に良いのかも含めて、運動と学業成績の関連について紹介します。毎日適切な運動を行って、脳を活性化させ、効果的な学習となる方法を一緒に学びましょう!
千葉 智則 スポーツ生理学 運動するとどうして疲れるのか 運動すると疲れますが、その疲れにはいくつかの種類があります。スポーツ競技はもちろん健康のための運動の疲労の原因やしくみを紹介し、安全で効果的に運動を実施する方法を紹介します。
吉田 雄大 体力学・測定評価学 スポーツパフォーマンスとテクノロジー スポーツの「パフォーマンス」とはどのように表されるのでしょうか。例えば、陸上競技ではタイムや距離がパフォーマンスを表すひとつの数値です。では、サッカーやバスケットボールではどうでしょうか?本講義では様々なスポーツパフォーマンスをどのように捉えることができるのかについてお話しします。さらに、テクノロジーがスポーツあるいはスポーツパフォーマンス向上にどのように関わっているかについても合わせてお話しします。

言語文化学科

哲学・倫理学・思想
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
小林 睦 倫理学・哲学 生と死の倫理学 現代社会においては、科学技術の進歩に伴って、新しい倫理的問題が生まれています。とくに生命科学にかかわる技術の発展にはめざましいものがあり、われわれは多くの恩恵を受けるとともに、さまざまな倫理的なジレンマに直面することにもなりました。こうした問題について、解決の型を準備しておく学問が「応用倫理学」です。この講義では、応用倫理学の視点から、具体的には、(a)代理出産、中絶、出生前診断、クローン人間、といった生命の始まりにかかわる問題、(b)インフォームド・コンセント、がん告知、安楽死、脳死臓器移植といった生命の終わりにかかわる問題から、どれか一つのトピックを選んで、わかりやすく解説します。
信太 光郎 哲学 「もの」とは何か
~『檸檬』を哲学する~
哲学は他の学問と違って複雑な問題や珍しい現象に取り組んだりはしません。むしろ身の回りの当たり前のことを丁寧に考えていこうとします。なぜならその当たり前が実は当たり前ではないのではと疑っているからです。たとえば「もの」とは何でしょうか。当たり前すぎてわたしたちが普段ほとんど気にもとめない「もの」の意味を、梶井基次郎の名作『檸檬』を題材にとって考えてみたいとおもいます。
文 景楠 哲学 言語を哲学する 「言語を学ぶ」ということでまず思い浮かぶのは、英語や中国語といった外国語の習得だと思います。大学では、こういったいわゆる言語学習に加えて、特定の外国語の専門家ではない「哲学者」から言語について学ぶ機会も用意されています。この授業では、言語を学ぶための哲学的アプローチを紹介することで、言語の学びがもつ複雑さと豊かさを伝えることを目指します。
言語論・言語教育・外国語習得
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
岸 浩介 英語学、生成文法、言語獲得理論 言語学にふれてみよう
~生成文法理論の考え方~
みなさんは「言語学」という言葉を聞くとどのような学問を想像するでしょうか。「言語」という言葉自体がとても広い意味を持っており、いろいろな領域と関連しているので、たくさんの解答が考えられますね。この授業では、中でも「脳内になんらかの形で存在する言語の仕組み」の解明を目標とした「生成文法理論」を紹介します。
坂内 昌徳 言語学、第二言語習得、英語教育 日本人英語の不思議
~第二言語習得研究への招待~
よく「この教材を使えば、幼児が言葉を覚えるときと同じように苦労せずに自然に英語をマスターできます」というような英語教材の宣伝があります。でもこれって信用できるのでしょうか?そもそも私たちは、「幼児が言葉を覚えるように」外国語を習得することが可能なのでしょうか?習得が難しい場合というのはどうしてそうなるのでしょうか?この講義ではこのような問題にアプローチする第二言語習得という研究分野を紹介します。
佐伯 啓 ドイツ語、レトリック 大学の勉強に必要な文章力 大学での勉強の中心は、学術レポートや論文を書くことです。この講義では、大学入学後に必要とされる文章力とはどのようなものか、また そのような文章力はどうすれば身につくのか、できるだけ具体的に解説 します。受験で小論文を書くときの参考にもなると思います。
塚本 信也 中国語学文学、中国文化史 なんで外国語やるの?~ここはドコ、わたしはダレ~ 『外国語をはじめる前に』という本を読んだ高校生が、著者に「英語学習法が書いてなかった、書名に偽りあり」とクレームを言い立てたそうな。なるほど、“外国語はイコール英語だ”、と。でも、どなたもご存知の通り、世界というヤツはそうシンプルにはできていないわけです。「なんで英語やるの?」そんな素朴な疑問を抱いてしまった人のために、外国語(学)の話をしたいと思います。
宮本 直規 フランス語学 複言語主義へ 大多数の大学生は入学前に外国語として英語を学びます。それ以外の選択肢はないのでしょうか?そして大学に入り第二外国語に触れますが、その学習は多くの場合に苦痛を伴います。すると決まって「第二外国語なんているの?」という疑問が生じます。しかし、ヨーロッパのほぼ全ての国では、そして多くのアジアの国(インドネシア・マレーシア・タイ・ベトナム・韓国など)では、中学ないし高校で「母語+2言語」の学習の機会が与えられています。こうした現状を踏まえたうえで、先の2つの疑問に対する答えとして、開かれた市民社会の可能性を模索する複言語主義を紹介します。
文化論
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
津上 誠 文化人類学 虹の色数はいくつか?
~サピア=ウォーフ仮説の再検討~
例えばボルネオ島(私の調査地です)のカヤン人は「虹は3色に見える」と言います。これには彼らがふだん使う色彩語の数が反映しています。このように、虹が異なって見えるという話は文化の違いを説明するときの好例になるのですが、ただし人間は各々の文化から全く自由になれないわけではないということにも目を向けたいと思います。
「身内」の文化論
~核家族をめぐる秘密~
私たちにとって最も近しい身内集団は、父と母と子をメンバーとする人の集まり(核家族)です。「なぜこのメンバーなの?」と問われたなら多くの人は、「だって父と母で子を作るでしょう?」と答えます。しかし本当のところ、核家族には何の自然の根拠もありません。人は誰とでも身内集団を作れます。このことを異文化の諸例を通じて確かめていきます。
井上 正子 ジェンダー・スタディーズ 生活のなかのジェンダー 私たちの社会はさまざまな約束事(規則やしきたり)で成り立っています。「男」であるとか「女」であるとかいう社会的性差(ジェンダー)をめぐる自己認識もまた、この約束事の一部です。この授業では、「イクメン」、「女子力」、「草食系男子」あるいは「肉食系女子」といったことばに注目し、これらの背後にどのような暗黙の了解が隠されているのか、探っていきます。
演劇・美術論
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
下館 和巳 演劇、イギリス文学 俳優になってみよう 言語文化学科のゼミ生たちの中には、舞台を創って卒業していく学生たちがいます。彼らは2年間いろいろなワークショップや訓練、あるいは劇場経験をして、一歩一歩舞台に近づいていきます。実は恥ずかしがり屋で人前で話すのが苦手な学生が多いんだよ。お芝居やってみたい、でも勇気がないという君が、舞台への一歩を踏み出す時間です。
巖谷 睦月 西洋美術史・イタリアを中心とする20世紀の芸術 西洋美術史のカケラ みなさんはルパン三世シリーズの映画、『カリオストロの城』を見たことがありますか? 『アナと雪の女王』を見たことは? 漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを読んだことは? ゲーム、『Fate / Grand Order』のプレイ経験は? 全部なくてもまったく構いません。それはそれで、この先の楽しみを山ほど残しているということですから!ここに挙げた作品はそれぞれ、西洋美術史をふまえて見たとき、面白いところが見つかるものばかりです。みなさんが日常でふれる現代のコンテンツの中には、意外なほどたくさんの「西洋美術史」のカケラがまぎれこんでいます。この世には、「知らなくても生きていけるけど、知っていると人生が楽しくなったり、ちょっぴり目の前がひらけたりするようなこと」がいっぱいある。知ったら今日よりちょっとだけ楽しい明日を迎えられるかもしれない、そんな美術史の世界にふれてみませんか。
国際関係
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
李 承赫 国際関係、グローバリゼーション、多文化 地球のグローバル化と英語 世界中の人々が地球のグローバル化という新しい現実に直面しています。違う文化的背景を持つ人々が同じ社会のなかで共生するためにはどういう工夫が必要なのでしょうか。また、伝統文化をグローバル化の中でバランスよく維持することは可能でしょうか。この講義では、英語や他の外国語を学ぶことがどのように役に立つのかについて説明します。
英米の言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
岸 浩介 英語学、生成文法、言語獲得理論 英語の形容詞と名詞の関係 中学校では、「何か温かい食べ物」を英語に直すとsomething hot to eatという風になり、この場合の形容詞hotは前からではなく必ず後ろから名詞を修飾すると習います。ですが、これはそもそもなぜなのでしょうか。また、something以外の普通の名詞であっても、the individuals responsibleのように形容詞が後ろから修飾している表現もよく見かけますね。このような表現は形容詞が前から名詞を修飾する表現(the responsible individuals)と違いがあるのでしょうか。この授業では言語学の分野でこういった問題を取り扱った研究を取り上げ、その理由を探ります。
下館 和巳 演劇、イギリス文学 映画の英語を学ぶ 大ヒットした映画の、これ良いぞ!というセリフを通して英語の面白さを味わいます。
英語の声 私たちが中学校から学んできたのは主に文字の上の英語です。でも、本当は音が一番大事です。音は英語の命!この時間は、アルファベットを声にしてみるところから始めて、シンプルな単語や文を声に出すことで、英語の独特の音、リズム、イントネーションを学びます。英語の真髄に迫るよ。
井上 正子 ポストコロニアル文学 環カリブ海世界のクレオール文化 みなさんは、「カリブ海」という地理的名称から何を思い浮かべますか?ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」?人類史上最速のスプリンター、ジャマイカのウサイン・ボルト?あるいはレゲエミュージック?この授業では、ヨーロッパとアフリカの文化が出会い、混じり合って生まれたカリブ海のクレオール文化をご紹介します。
ドイツの言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
佐伯 啓 ドイツ語、レトリック 英語とドイツ語を比べてみる
~英語学習者のためのドイツ語入門~
英語の他に、もうひとつぐらい外国語ができるようになりたいと思いませんか?この講義では、中学生程度の英語の知識があればドイツ語はとても勉強しやすい言語だということを、発音、文法、語彙などを比較 しながら、わかりやすい例を挙げてお話しします。英語力UPにも役立つと思います。
門間 俊明 ドイツ語、ドイツ文学 高校生のためのドイツ語入門 英語とドイツ語は、歴史的に見て非常に近しい間柄の言葉です。両者の歴史をたどりながら、英語を学習した後でドイツ語を学ぶことがいかに合理的か、あるいはこれら二つの言語を学ぶことによって、どのような相乗効果が生じるかというお話をします。慣れ親しんだ英語が、今までとはちょっと違った風に見えてくるのではないか、と思います。
フランスの言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
山崎 冬太 フランス文学、表象文化論 冠詞から見たフランス語の特徴 フランス語の特徴は明晰さだとよくいわれます。そのことを具体的に示すために、フランス語の冠詞の使い方を例にとり、英語と比較してお話しします。
フランスの象徴詩について ボードレール、マラルメ、ランボーなど、フランスの象徴派の詩人の作品を紹介します。フランス象徴主義に影響を受けた中原中也や小林秀雄についても触れてみたいと思います。
翠川 博之 フランス文学 「まなざし」について
——サルトル『出口なし』を手がかりに——
「目は口ほどに物を言う」と言います。賞賛や軽蔑、愛情や嫌悪、欲望や拒否……「まなざし」は実に様々なことを語ります。フランスの作家ジャン=ポール・サルトルは、そんな「まなざし」を鍵語にして「他者と関係する私」についてたくさんのことを書きのこしました。講義では、サルトルの思索を紹介しつつ、主に『出口なし』という戯曲を材料にして「まなざし」のコミュニケーションについてお話してみたいと思います。
文体論と物語論 フランスの作家レーモン・クノーの『文体練習』を例に、「文体論とはどんな研究なのか」「物語論とは何か」についてお話しします。その後は実習。同じひとつの場面を、各人が好みの文体、好みの物語構造で文にしてみましょう。できあがったものをお互いに批評しあいながら、文章というものの奥深さを知っていただけたらと思います。講義を通じて、文学研究ではどんなことをするのか、その一端をご紹介します。
中国の言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
塚本 信也 中国語学文学、中国文化史 外国語としての"漢文" ウソかマコトか、英語好きに漢文嫌いが多く、漢文好きにも英語嫌いが少なくないそうな。好き嫌いではなく、得手不得手の結果に過ぎないという声まで聞こえてくるのですが、ならば、なおさら不思議でなりません。どちらも外国語、共通のアプローチが想定できるはずだからです。論より証拠、言語学などの知見に拠りつつ、漢文の世界を現代に開いてみましょうか。
楊 世英 中国語コミュニケーション 面白い中国語と中国 中国語の発音は非常に面白く抑揚感があり、まさに歌を唄うような感じです。中国語と漢字を通して中国の悠久的な歴史だけでなく現代の目覚しい社会変動を見ることもできます。
中国人と日本人
~その違いと未来~
たとえば『三国志』の世界のように鼎立するからこそバランスが取れる、あるいは対立を内包して世界が構成されると考える中国人。他方、対立を好まず、和を重んじる日本人。さて、両者の違いをどう考えたらよいのでしょう。共に苦労をし、共に乗り越えてこそ、信頼は生まれます。一緒に苦労してみませんか、21世紀を共に生きる我々なのですから。
日本語の発想、中国語の発想 日本語と中国語では漢字を使います。しかし「同文同種」ではありません。日本語の発想・中国語の発想について相違点を探りながら言語学習の楽しさを紹介します。
城山 拓也 中国近現代文学、文化 中国語を話してみよう!
中国、中華圏の文化に触れてみよう!
中国語に興味はありませんか? 中国語は中国だけでなく、台湾、シンガポール、そして世界各地のチャイナタウンなど、広範囲で使われている言葉です。本講義では、実際に中国語を話してみながら、幅広く、そして奥深い中国、中華圏の文化に、ほんの少し触れてみましょう。
日本人の知らない中国人の精神世界
~「武侠」(ぶきょう)の魅力~
中国の小説、ドラマ、ゲームには「武侠」という超人気ジャンルがあります。日本の時代劇に似ていますが、一味も二味も違います。言うなれば中華風ファンタジーでしょうか。けれど、単なる娯楽にとどまらず、中国、中華圏の社会に多大な影響を与え続けてきました。本講義では、そんな「武侠」の紹介を通じて、日本人の知らない現代中国人の精神世界を覗いてみます。
韓国の言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
金 永昊 日韓比較文化・文学 韓国の言語と文化 最近、韓国との交流はますます盛んになりつつあり、経済的にも政治的にも日韓関係の重要性は増しています。本講義では、このような国際環境の中で、韓国に対する総合的な理解を持つことを目標とします。具体的には、韓国の社会・教育・衣食住・世界遺産・伝統と風習・政治と経済・韓流・生活文化・北朝鮮などのテーマについて、統計資料・写真・動画を用いて、日本の文化と比較しながら韓国文化への理解を深めていきたいです。
松谷 基和 韓国近現代史、東アジア国際関係史、キリスト教史 韓国における政治と宗教
~なぜ韓国ではキリスト教が盛んなのか~
韓国は東アジア諸国の中ではキリスト教徒の人口比率が最も高くなっています。また、日本と比べるとキリスト教が韓国の政治や社会に与える影響は極めて大きいと言えます。儒教や仏教といった東アジアに共通の文化的背景を持ちながら、なぜ近代の韓国においてのみキリスト教が急速に受け入れられたのでしょうか?この問いには諸説ありますが、本講義では主に韓国近代史を取り巻く国際政治的要因と国内の社会的要因に注目しつつ、解説を試みます。
北朝鮮の国際関係史
~対立から共存へ~
金正恩政権下で急速に高まった核戦争の危機。その一方、昨年来、急速に米国との対話路線に舵を切り、国際社会を翻弄する北朝鮮。この三国の対立の歴史を振り返りつつ、東アジアの国際関係の展望について考えます。
金 亨貞 韓国語学、韓国語教育学 韓国語と日本語
~その共通点と相違点
一般に韓国語は、日本語を母語とする人たちにとって習得しやすい言語と言われています。その理由としては、「語順が日本語とほぼ同じ、日本語と同様に漢字語が多く、似た発音の単語も多数ある」などが挙げられます。しかし、同じ漢字語であっても、表す意味の範囲やニュアンスが違うことも少なくないため、使い方を間違えるととんでもない誤解を招くこともありえます。この講義ではそういった例を中心に日本語と韓国語の共通点と相違点についてお話します。また、「ハングル」と呼ばれる韓国語の文字は、記号のように見えて馴染み難い印象を与えますが、その文字が作られた原理を紹介しながら覚え方を教えます。
日本の言語と文化
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
佐藤 真紀 日本語教育 日本語がわからないクラスメイト
〜年少者日本語教育の知見から〜
近年日本の学校に、外国から来た「日本語が母語ではない子ども」が増えています。本講義では、そのような子ども達に注目し、彼らがどのような状況にあり、どのような課題を抱えているのかを年少者日本語教育・バイリンガル教育の知見から捉えていきます。実際に周りにいる「日本語が母語ではない子どもに想いを馳せ、彼らに対してどのようなサポートが必要か、私たちに何ができるかを考えてみたいと思います。
外国語として学ぶ「日本語」 日本語が母語である私たちにとって、普段は日本語のしくみや機能を意識する機会は少ないでしょう。では、日本語を勉強する人たちにとって、「日本語」はどのようなものなのでしょうか。実は、そこには日本人が知らない日本語のルールがあるのです。本講義では、日本語教育の領域から、日本語のルールを紹介し、日本人にとっては当たり前になっている「日本語」の新たな側面を見つけたいと思います。
房 賢嬉 日本語学 不思議な日本語の世界
-日本語の音声編-
みなさんは次のようなことを不思議に思ったことがありますか?「こんにちは」の「は」は「わ」と読むのに、どうして「こんにちわ」と書かないの?「スノーボード」の短縮語は「スノボ」「スノボー」どっち?みなさんはいつの間にか日本語を自然に身につけ、無意識に使いこなしていますが、実はある規則性に基づいて日本語を話したり、書いたりしているのです。本講義では日本語の音声に関わる身近な例を取り上げながら、日本語の仕組みを一緒に探究していきます。
原 貴子 日本近代文学 短歌を読む 短歌は自由に解釈していいのでしょうか。短歌は、一首単体・作者名、初出誌の中の一首、歌集の中の一首というかたちで発表されることが多いと言えます。そのような発表形態の違いや作者の事蹟、言葉の歴史性などといった複数の観点から、寺山修司の短歌「そら豆の殻一せいに鳴る夕母につながるわれのソネット」を対象にして、短歌享受のあり方について具体的に考えていきます。

情報科学科

コンピュータとその応用
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
乙藤 岳志 コンピュータ科学・物理学 インターネットとセキュリティ インターネットの原理を概観し、インターネットにはコンピュータウィルスに代表される負の側面があることを解説します。また、コンピュータウィルスに対する対応策について紹介します。(3名の教官いずれも対応可能です)
杉浦 茂樹 通信ネットワーク・コミュニケーション論
伊藤 則之 コンピュータ科学 コンピュータを作る人々 世の中ではパソコンが家庭に普及して、身近でコンピュータを使えるようになってきました。パソコンをはじめとする世の中のコンピュータについて、その開発の歴史を振り返り、またどのようにして作られているかについて、わかりやすく解説します。特に、コンピュータの頭脳であるプロセッサを設計する際に使われるソフトウエアについて、具体的な事例とともに説明します。
ソフトウエアとは一体何か? コンピュータの世界では、ソフトウエアとかアプリとか呼ばれているものがありますが、一体その実態は何で、どのようにしてつくられているのかについて、わかりやすく解説します。また、小学生でもソフトウエアをつくっているというのは本当なのか、自分のパソコンでも簡単にソフトウエアをつくる方法はないのか、どのようにしてつくればよいのか、こうした疑問について具体的事例をもとに説明します。
坂本 泰伸 分散型データ収集システム 巨大科学実験を支える情報科学技術 我々の世界を構成する物質の中で、最も小さいと考えられている「素粒子」を研究するには、空港などよりも大きな設備が必要になります。また、大量に発生するデータを短時間で処理する技術、すなわち最先端の情報科学技術も必要となります。講義では、実際に日本やヨーロッパで行われている最先端の実験を写真などで紹介しながら、そこで利用されている情報技術を紹介をします。
情報機器を利用した高齢者の生活支援 私たちの身の回りには無数の情報が存在しており、その情報はスマートフォンなどの携帯端末を使って便利に利用出来るようになってきました。私たちは、この携帯端末を利用して高齢者の生活支援を進めています。この講義では、情報の持つ意味を考えながら、携帯端末を利用した高齢者の生活支援について考えます。
菅原 研 ロボティクス・自律分散システム 家庭用ゲーム機のウラ側 日頃慣れ親しんでいる家庭用ゲーム機。遊んで楽しむばかりでなく、そのウラ側を少し覗いてみませんか?この講義ではコントローラを中心に、ゲーム機の仕組みについて、簡単な原理実験も交えながら分かりやすく説明します。
高橋 秀幸 ユビキタスコンピューティング・マルチエージェント 人・モノ・ソフトウェアが奏でる世界 新聞やニュース番組で取り上げられている「モノのインターネット(Internet of Things: IoT)」。そのIoT(モノのインタネット)を活用することで、私たちの生活はどの程度便利になるでしょうか?また、IoTを活用するには何が必要になるでしょうか?人を取り巻く家電、センサ、ロボットなどのモノとソフトウェアなどを含めた情報技術、そして応用事例について紹介します。
武田 敦志 情報科学・コンピュータネットワーク ビッグデータが変える私達の生活 SNSスマートフォンなどが登場したことにより、情報の価値や利用方法が劇的に変化しつつあります。特に、「ビッグデータ」と呼ばれる膨大な量の情報を活用することにより、今までは見つけることができなかった現象やビジネスを発見しようという試みがなされています。この講義では、「ビッグデータ」が利用されることよって皆さんの生活がどのように変わっていくのかについて考えていきます。
人工知能って何?
〜コンピュータにできないことを探そう〜
「人工知能」と言いますと非常に難しい分野の話に聞こえますが、その基本的な仕組みは単純な考え方からできています。この講義では、人工知能の仕組みと作り方について簡単に説明します。また、人工知能の話を通じて現在のコンピュータ技術の限界について考え、今後の情報化社会で活躍するために必要となるスキルについて考察していきます。
松本 章代 ウェブ情報学 スマホアプリの作り方 高校生にとっても身近なスマートフォン。そのアプリを自分で作ってみたくありませんか。専門知識のない高校生にもできるスマホアプリの作り方を実演しながら説明します。情報科学科で学べることは「ソフトの使い方」ではなく「ソフトの作り方」です。そのことを実感してもらうことをねらいとしています。
数学を楽しもう
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
石田 弘隆 代数幾何学 射影幾何学の入り口
-目には見えないものを知覚しよう-
幾何学は図形を研究する数学の分野で、古代エジプトの時代に土地の測量することから生じたと言われています。「平面上の2つの直線は平行であるか、1点で交わる」ということは学校の勉強でもお馴染みだと思います。しかし、そうではない世界があり、知覚することができます。この講義では幾何学の歴史を概観し、目には見えないはずの平行な直線の交点を知覚します。また、このような世界を考えることが平面図形の幾何に対して有用であることを紹介していきます。
岩田 友紀子 解析学 バナッハ・タルスキのパラドックス 一粒の豆を有限個に分割して組み立てなおすと太陽の大きさにすることができるという定理があります。信じられないかもしれませんが、これは数学的に”正しく成り立つ”定理なのです。しかし、あまりにも不思議な結果にバナッハ・タルスキのパラドックスと呼ばれたりしています。この定理と定理の証明を紹介します。
小林 善司 代数学 数え上げ組合せ論入門 数え上げ組合せ論の初等的話題である場合分けの数、和と積の法則、順列、組合せ、集合の分割とスターリング数、数の分割とヤング図形、包含と排除の原則、二項定理と母関数などからいくつかのトピックを選んで解説します。
佐藤 篤 数論幾何学 有理数による実数の近似 円周率 3.14159… に「近い」分数として 22/7 や 333/106 が知られています(電卓で 22÷7 や 333÷106 を実際に計算してみて下さい)。講義では、ユークリッドの互除法の話から出発して「連分数」というものを導入し、実数を効率よく近似する有理数を組織的に構成する方法を紹介します。
星野 真樹 微分方程式論 数学における拡張・一般化のお話 数学の世界では矛盾が起こらない限り、自由な発想で様々な事柄を一般化し拡張することがしばしば行われます。また、それらが有用である場合が多いことはよく知られています。この講義では、二項定理、階乗等、通常は自然数に対して定義される数をより拡張し一般化する話題や、関数の拡張、微分の拡張に関係する話題等から適当なものを選んで紹介します。
生物と情報処理
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
土原 和子 生物感覚情報 チョウはあしで味見する チョウは産卵する植物が種によって正確に決まっています。例えばアゲハチョウはミカンに、モンシロチョウはキャベツなどです。雌チョウ(母親)はどのようにして幼虫が食べる餌を見分けているのでしょうか。実は母チョウは前足で味見をしています。この講義ではチョウの味覚に関するお話を産卵をカギにしてわかりやすく解説します。
松枯れはどうしておこるの? クロマツは耐乾性及び耐塩性に優れ貧栄養土壌でも生育可能なため、沿岸部各地で防風・防砂林として植栽されており、我々日本人にとって身近な樹木といえます。しかし、これらのマツは「松枯れ」によってどんどん失われています。松枯れは、病原線虫がマツノマダラカミキリという昆虫によって マツの樹木にはいることによっておこります。この松枯れは、線虫と昆虫との巧妙な 相利的便乗関係にあります。その関係を解説し、今後私たちがどうすればいいのかを考えます。
牧野 悌也 生命システム情報学 情報って何?
~生物と情報の関わり~
ネットワークと携帯端末が普及した現在、情報の無い生活は想像できません。でもちょっと考えてみてください、そもそも「情報」ってなんでしょう?実は「情報」は”生き物”が生きていることと切り離すことができません。この講義では,我々がどのようなものを情報と捉えているのかを表す具体例として錯視図形を示しながら、生き物とが生きていることと「情報」との関係について解説します。
脳の計算論 我々がいろいろなものを知覚できるのは脳のおかげですが,このとき脳はどのように働いているのでしょう?じつは様々な知覚を生み出すために脳は”世の中の「もっともらしさ」を計算している”と考えることができます.この授業では,視覚を例に挙げ錯視図形を題材に,脳がどのような計算を実行する情報処理システムなのかを皆さんと一緒に考えます.
松尾 行雄 生物音響学 生き物に学ぶ
~コウモリとイルカから~
コウモリは暗闇の中で、イルカは水中でいきており、どちらも目で周りの物を見ることが難しいと考えられています。これらの動物では私たちと異なり、音を用いて周りの環境を理解していることがわかっています。この講義では、コウモリとイルカの音の用い方をわかりやすく説明し、この優れた能力に学んだ応用例を解説します。
自然界の面白さ
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
菅原 研 ロボティクス・自律分散システム  アリと人間 アリは集団になることで高度な社会システムを作り上げていますが、アリがつくる社会は人間社会とどれくらい似ているのでしょう?あるいはどれくらい違っているのでしょう?この授業ではアリにまつわる様々な事実を紹介しながら、私たち人間のありかたについて考えてみます。
村上 弘志 X線天文学 目では見えない宇宙の姿 2019年4月に撮影に成功したと発表されたブラックホールとはどのような天体でしょうか?また、星の最期の大爆発はどのように起きるのでしょうか。そういった灼熱と激動の天体を探るのがX線天文学です。目で見える光以外で見ることで、全く違う姿の宇宙が見えてきます。この授業では,このような”高エネルギー天体”の観測結果を写真や映像を用いて解説し、新しい宇宙の姿を紹介します。
科学と発想法
教員 教員の専門領域 講義タイトル 講義概要
菅原 研 ロボティクス・自律分散システム 理科系アタマの問題解決法 ”理科系アタマ”の考え方とはどんなものでしょうか?”理科系”といっても数学や理科の問題を解くだけのものではありません。わたしたちの周りの面白い自然現象や社会現象を、様々な考え方を通して理解し、その仕組みを解明するものです。この講義では簡単な実験などを交えて、”理科系アタマ”の働かせ方やその重要性についてお話しします。(3名の教員いずれも対応可能です。サブテーマとして「理系、文系の区別って本当に必要?」「数字に騙されないために、数を見る目を養おう」「仮説的思考法のすすめ」などもあり、それぞれの専門に絡めた話も交えながら説明します。)
牧野 悌也 生命システム情報学
村上 弘志 X線天文学

地域構想学科

人と自然領域
教員 教員の
専門領域
地域を「みる」
「つくる」
「考える」
講義タイトル 講義概要
平吹 喜彦 景観生態学・ESD(持続を可能にする教育) 地域を
「考える」
ふるさとの海辺と災害復興
~自然の恵みを未来に伝えるために~
東日本大震災で被災した海岸域を取り上げ、「暮らしの拠り所としての自然環境」の破壊、自己再生、恵みと災いについて話題を提供し、「持続可能な地域づくりのあり方」について話し会う。
森に学ぶ、私たちの未来
~森があって、ヒトがいる~
生態学の視点から森林の構造や機能を紹介し、地球・地域の環境問題の改善にむけた行動のあり方について話し合う。
地域の自然と伝統的暮らしをみつめる
~Satoyamaは‘生きものと生活知’の宝石箱~
Satoyama(里地・里浜・里山)の豊かな生態系、そして自然と調和した生活様式を学び、「持続可能な地域」のイメージを構築する。
松本 秀明 自然地理学・地形学 地域を
「考える」
災害履歴の把握による防災・減災 海沿いの平野で地層を調べると、数千年間に何回かの巨大津波が来襲していた証拠がみつかります。過去の災害の歴史から、将来起こりうる大規模災害について考察しましょう。
地域を
「みる」
川の働きと自然災害
~自然地理学の分野から~
教室で習う侵食、堆積、運搬という川の働きは、現代の私たちの暮らしの中では時として自然災害をもたらします。将来も起こりうる大規模洪水を過去の事例から学んでゆきましょう。
目代 邦康 自然地理学・自然保護論 地域を
「みる」
地域の地形の成り立ちを知る 私達が生活している場所は、どのようにつくられたのでしょうか。山や川など、それぞれの場所の地形の成り立ちについて、地形や地層から読み解いていきます。
地域を
「考える」
地域の自然を守り、活かす方法 地域にある自然の価値を高め、次世代に伝えていくためにはどのようにすればよいのでしょうか。各地の自然を守り活かす取り組みについて紹介し、その場所での自然との付き合い方を考えます。
栁澤 英明 土木工学・防災学 地域を
「つくる」
自然災害と防災
~災害のメカニズムを学ぶ~
都市環境で発生した災害の事例やメカニズムを学び、現代社会における防災のあり方を考えます。
健康と福祉領域
教員 教員の
専門領域
地域を「みる」
「つくる」
「考える」
講義タイトル 講義概要
天野 和彦 スポーツマネジメント 地域を
「つくる」
地域のスポーツマネジメント
~地域とスポーツのむすびつき~
地域とスポーツには、地域活性化や経済効果、交流促進や、健康増進、地域の伝統文化(スポーツや武道・舞踊等)の伝承といった様々なむすびつきがあります。例えば、2020年の東京五輪は地方での開催を積極的に企画しており、多くの都市がスポーツとツーリズムを真剣に考えて取り組んでいます。そういった事例を交えてお話しできます。また、震災をテーマに復興とスポーツの関係をこの枠組みからお話しすることもできます。
地域を
「考える」
運動部活動のマネジメント
~いいチームってなんだろう?~
運動部活動の成功には、人のマネジメントが欠かせません。部長は部活動(組織)のなかでどのように動いたらいいのでしょうか? 運動部活動を例に、組織や人の役割について一緒に考えましょう。 また、最近では指導者(外部)だけではなく、地域のスポーツを含む組織とも関係が求められており、その点からもお話ができます。さらに、昨今問題となっているスポーツと安全を管理するマネジメントについても事例を交えてお話したいと思います。
大澤 史伸 社会福祉学 地域を
「つくる」
あなたの夢を実現する~NPO超入門~ NPOって何だろう?NPOは何ができるのか?あなたの夢を実現する可能性のあるNPOについてゼロから学びます。
菅原 真枝 福祉社会学
地域を
「つくる」
バリアフリー・ユニバーサルデザインのまちづくり バリアフリーやユニバーサルデザインの概念を学ぶとともに、福祉のまちづくりの具体的事例を紹介します。
地域を
「考える」
特別養護老人ホームはいま 老人ホームに暮らすお年寄りがいまどんな生活をしているのかを紹介します。介護という仕事についても考えます。
高橋 信二 応用健康科学 地域を
「つくる」
地域における身体活動と健康 楽しく生きる!そのためには健康であることが必要です。本講義では、健康と運動の関係をわかりやすく解説します。
運動は頭を良くする? 最近の研究により、運動は頭を良くする効果を持つことがわかってきました。運動と脳機能の関連を簡単に解説し、丈夫な脳機能を維持する方法について考えます。
地域を
「みる」
地域コミュニティとスポーツ 良いコミュニティ・良い地域とはどんな地域でしょうか?最近は、良い地域をつくる上で、スポーツコミュニティが重要な役割を果たすと考えられています。本講義では、健康の観点から、良いコミュニティ・良い地域をつくるためのスポーツコミュニティの在り方を解説します。
増子 正 地域福祉・福祉行財政 地域を
「考える」
地域の福祉課題の抽出と解決策の検討 急速な勢いで進展する高齢化の影響は、多くの地域にさまざまな福祉課題をもたらしています。地域の福祉課題をどのように発見して、どのような解決策を講じればよいのかを、事例をもとに一緒に考えます。
松原 悟 スポーツ科学・地域スポーツ 地域を
「つくる」
コーチング コーチングはスポーツだけでなく一般企業にも積極的に取り入れられています。目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え行動することを支援するプロセスを考えます。
地域を
「考える」
スポーツ活動のサポート 健康志向、競技志向と目的は様々なスポーツですが、大切なのは適切な運動量であるかどうかです。心拍測定を基にスポーツ活動中の適正な運動量、運動負荷について考えます。
社会と産業領域
教員 教員の
専門領域
地域を「みる」
「つくる」
「考える」
講義タイトル 講義概要
岩動 志乃夫 人文地理学 地域を
「考える」
地理の楽しみ方 地図の見方や地域調査のポイントなどをもとに地理の面白さや魅力をお伝えします。
地域を
「つくる」
地域資源の演出と地域づくり
~魅力的なまちづくりのポイント~
地域資源を活かした産業・居住空間の最適配置について考えます。
地域を
「みる」
大型集客施設の開業と立地 大型店の立地規制と空間配置の変容、および現代の大型店の立地動向について解説します。
佐久間 政広 地域社会学 地域を
「考える」
挨拶を手がかりとして地域社会を考える 都会ではすれ違う人びとに挨拶しないのは何故か。挨拶を手がかりに都市社会と農村社会の違いを考えます。
地域を
「みる」
空間の社会学
~人間にとって空間の意味を考える~
私たちにとって空間は無色透明ではなく、さまざまな意味を有して現れています。社会学の立場から空間の意味の問題を考えます。
柳井 雅也 経済地理学 地域を
「みる」
日本産業のグローバル化
~ものづくりとグローバル化~
日本や東北地方のグローバル化について考えます。特に観光インバウンドによる地域経済への影響や、欧米や中国に進出した日本企業の立地動向と現地での苦労話などを解説します。
地域を
「考える」
東日本大震災からの復興策について 東日本大震災による復興策について、地域経済の再生とコミュニティビジネスの観点から、その可能性と課題を考えます。
和田 正春 市民活動論 地域を
「つくる」
ソーシャル・ビジネスについて 今日話題になっている「ソーシャル・ビジネス」について、それがどういうものか、どのような可能性を持つのかということを、自分でやってみる、という視点から学んでいきます。
問題解決・実行力とは 社会には様々な問題がありますが、それをどのように捉え、解決していくのか、そのやり方について学んでいきます。問題解決力・実行力を高めて、社会で生きるための力を高めましょう。
アイディアを形にするプロジェクト・マネジメント アイディアや思いを形にしていくには、それをプロジェクトとして管理していく必要があります。適切なマネジメントを行えば、困難な課題もクリアすることができます。その考え方について学んでいきます。
地域商品・地域そのもののマーケティング 地域の資源を活かした商品開発はとても面白いものですが、それを上手くいくようにするにはきちんとした考えや理論が必要です。観光やまち作りにも生きるアイディアを学びます。
高野 岳彦 地域基礎論 地域を
「みる」
「地域」とは
~まとまり、つながり、よりどころ~
地域構想学科のメインテーマ「地域」。でも、「地域」って何でしょう? 「地域」は私たちの生活の場であり、暮らしの中にあります。見える地域、見えない地域、名前のある地域、ない地域、身近な地域、世界の地域 … 。「地域」の見方、発見方法について概説します。
人文地理学 無料ソフトによる統計分布図づくり
~Mandaraで作る分布図~
90~120分の実習授業。ネットから自由に取得できる地図ソフトMandaraを使った統計分布図づくりの指導をします。表計算ソフト(Excel)で作ったデータを使用。
遠藤 尚 人文地理学・文化地理学 地域を
「考える」
東南アジア・東アジアの食文化について 普段、当たり前に食べている食事、そこには自然環境、文化、歴史、経済など地域の多様な要素が反映されています。この講義では、東南アジアと日本を含む東アジアの食について比較することを通して、地域の文化とその変化について考えていきます。