法学部設置50周年記念祝賀会
2015年06月11日
去る5月15日、大学の創立記念日に合わせ、法学部設置50周年記念祝賀会が仙台国際ホテル2階「平成の間」で開かれました。同窓生や大学関係者合わせて150名余が集まり、法学部50年の歩みを寿いだ次第です。
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型どおり、開会の辞を菊地法学部長が述べた後、乾杯をし、次々とご来賓からご挨拶を頂戴しました。ご来賓の挨拶の中で特に印象に残ったのは、同窓会長森山博弁護士のお話です。氏は、同窓生の中に世界で活躍をしている方がおられることを、具体例を挙げながら紹介されました。ある同窓生は、3年次で卒業単位をすべて取り終え、4年時にはアメリカをはじめ世界を放浪。卒業後は、ヨーロッパでダイヤモンド研磨技師としての活動を始められたとのことです。
特筆すべきは、その同窓生が自ら困難な道を切り開き見事な成果を上げながら、しかしご自身は些かの気負いもなく生きておられるという、その泰然自若たる態度です。本学の教育理念がその方に具現したのかどうかは分かりませんが、後輩諸氏の範たるにふさわしい生き方のように思えました。
おいしい料理に舌鼓を打ちながら歓談をし、合間に元教員のご挨拶や現教員の紹介を挟みながら、和やかに2時間が過ぎていきました。受付時に手にした『法学部50年の歩み』を肴にしつつ、同窓生、元・現教職員、大学院生や学生等、それぞれの立場から法学部の50年に思いを馳せる機会となりました。
会終了後、参加者は法学部オリジナルラベルの清酒2本を記念品として受け取り、思い思いの道へと別れていったことでした。
祝賀会の詳しい様子や記念誌の内容の一部については、別サイト「法学部50年の歩み」で順次公開していく予定です。ご期待下さい。