東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市。被災した地域の博物館収蔵品や生活用具などの展示品は、かけがえのない文化財と言えます。これらの文化財を被災地から救出し、再生する取り組み「文化財レスキュー」が各地で進められています。

　国の被災文化財等救援委員会の一時保管施設として、東北学院大学博物館が協力している、鮎川地区の文化財レスキュー活動を、6月末から東京キー局のTBSテレビが密着取材。4日間、文学部歴史学科の政岡伸洋教授と加藤幸治准教授も「文化財レスキュー隊」として参加し、泥やがれきに埋もれた文化財を運び出している様子が取材されました。
　 7月1日、第一便が東北学院大学博物館に運び込まれ、いよいよ歴史学科民俗学ゼミナールによるクリーニング作業が始まります。

　この「文化財レスキュー」活動の模様は、来る8月4日(木)、全国ネット放送の「ひるおび」の番組中で紹介される予定です。

●放送予定日　 8月4日(木)　「ひるおび」11:00〜14:55　放送中
　　　　 *なお、放送時間はあくまでも目安で、変更になる場合もあります


TBSテレビ　取材クルーも同行した文化財レスキュー活動


鮎川から東北学院大学博物館に運び込まれた文化財
災害ボランティアステーションの学生も参加している