経営学科 菅山真次教授の著作が第54回 日経・経済図書文化賞を受賞しました
2011年11月04日
この度、日本経済新聞社と日本経済研究センター共催の2011年度・第54回「日経・経済図書文化賞」受賞図書が発表され、東北学院大学経営学部経営学科の菅山真次教授の著書「『就社』社会の誕生―ホワイトカラーからブルーカラーへ」(名古屋大学出版会)の受賞が決定しました。
表彰式は11月4日、東京・大手町の日経東京本社で行われます。
日経・経済図書文化賞は、日本経済新聞社と日本経済研究センターが、経済および経営・会計分野の学問、知識の向上に貢献するとともに、その一般普及・応用に寄与することを目的として、昭和33年に設立、著者および出版社を表彰します。過去1年間に出版された経済図書の中で特に優れた図書に贈られるものです。本書は、今年1月に出版された520ページもの大著です。
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「就社」社会の誕生―ホワイトカラーからブルーカラーへ 菅山真次/著 名古屋大学出版会/発行 目次 第1章 歴史的前提—産業化と人材形成(大工場労働者と熟練形成 職員層の形成) 第2章 「制度化」の起源—戦間期の企業・学校とホワイトカラー市場(新規学卒採用の「制度化」 学校による就職斡旋とその論理) 第3章 「日本的」企業システムの形成—戦争と占領下の構造変化(「日本的」雇用関係の形成—就業規則・賃金・「従業員」 「企業民主化」—財界革新派の企業システム改革構想) 第4章 「企業封鎖的」労働市場の実態—高度成長前夜の大工場労働者と労働市場 第5章 「間断のない移動」のシステム—戦後新規学卒市場の制度化過程(中卒就職の制度化—職業安定行政の展開と広域紹介 中卒から高卒へ—定期採用システムの確立) >>受賞の言葉はこちら >>詳細はこちら(日本経済研究センターホームページ内) >>セブンネットショッピングはこちら |