東北学院大学

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3.11 慟哭の記録 執筆者2名と編者 共同通信社の取材を受ける

2012年07月31日

 去る7月下旬、土樋キャンパスにおいて、執筆者2名と編者である教養学部地域構想学科・金菱清准教授(環境社会学)への共同通信社記者によるロングインタビューが行われました。
 お昼から始まった金菱准教授へのインタビュー、また執筆者である校友課の小原武久課長と教養学部地域構想学科2年の渡辺英莉さんがそれぞれ別々の時間で約2時間ずつの取材でした。
 「エスノグラフィー」(*)をもとにした体験者が執筆する『記録』として、個々人の震災体験を重視した『3.11 慟哭の記録』に感銘した記者から取材を申し込まれたとのこと。金菱准教授をはじめ、取材に応える三者のコメントは、収録されている文章とはまた違った感動的なものでした。
 この取材の内容は8月上旬、被災地宮城のレポートとして3回シリーズの記事として配信される予定で、その内の1本にまとめられることになっています。
 共同通信社の記事は、全国の地方紙に配信されますが、必ず掲載されるとは限らないとも。皆さまのエリアの新聞で記事が掲載されましたら、ぜひお知らせいただければと思います。

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*エスノグラフィー ethnography (民族誌学) : 調査対象となる人々の生活空間(現場)に長期間にわたって飛び込み、観察とインタビューによって人々の行動様式や文化などを明らかにする調査手法のこと。社会学や文化人類学、心理学や経営学で発達した調査手法。