【共生社会経済学科】「アカデミック・インターンシップ」を受け入れました!
2013年09月05日
8月6~8日の3日間、宮城県仙台向山高等学校の生徒さん4名が本学経済学部を訪れ、「アカデミック・インターンシップ」を行いました。
「アカデミック・インターンシップ」とは、高校2年生の生徒さんたちが大学における研究活動を試行的に体験することにより、大学で学ぶことの意義や学びそのものに対する興味・関心をより強いものにすることで、将来の進路決定の参考としようとするものです。
経済学部では今年度はじめて「アカデミック・インターンシップ」の受入れを行い、経済学科では2つのゼミ(担当:原田善教教授、倉田洋准教授)を、そして共生社会経済学科では「フィールドワークB(病院・児童の施設でのボランティア)」の「高齢者疑似体験」(担当:熊沢由美准教授)、「加齢経済論ゼミ」(担当:佐藤康仁准教授)、「クメーン・スマイル(Kmeng Smile)の活動体験」(担当:野崎明教授、Kmeng Smile)などを実施しました。
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高齢者疑似体験の授業では、当日、お手伝いをしてくれた佐藤康仁ゼミの大学生と一緒に、さまざまな高齢者疑似体験グッズ(視野が狭くなった眼鏡や関節を動かしにくくするようなサポーターなど)を装着して加齢による身体的な変化(筋力、視力、聴力などの低下)を疑似的に体験し、高齢者の気持ちを知りました。<写真1>
加齢経済論ゼミでは、いまゼミ生が取り組んでいる「少子化」問題に関するプレゼンを聞き、少子化について、その基礎を学び、その後「少子化が進行すると、社会やわたしたちの生活はどうなってしまうのか」というテーマで大学生と意見交換を行うなど、大学のゼミの授業を体験しました。<写真2>
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また、クメーン・スマイル(Kmeng Smile)の活動体験では、カンボジアの歴史・現状について学ぶとともに、クメーン・スマイルを設立するに到った経緯、活動内容などについて知り、クメーン・スマイルのメンバー(大学生)と一緒にミサンガの袋詰め作業などを体験しました。<写真3>
アカデミック・インターンシップに参加した生徒さんたちからは「学生同士だけでなく、学生と先生も仲良しで楽しそう」「大学のゼミを早くやりたい」 「(アカデミック・インターンシップに)参加する前は、大学に入学できればどこでもいいと思っていたが、今回参加して、もっと真剣に進路について考えなければ、と思った」などの感想がありました。<写真4>
*Kmeng Smileは昨年度の共生社会経済学科の「フィールドワークC」の授業でカンボジアを訪れた学生たちが設立したカンボジアの子どもたちの支援を行う団体です。
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