「震災復興・地域再生と学生ボランティアの役割」シンポジウム開催
2013年12月12日
「震災復興・地域再生と学生ボランティアの役割」シンポジウム開催概要
| 日時 | : | 2013年12月13日(金)・14日(土) | 
| 場所 | : | 東北学院大学土樋キャンパス 8号館 押川記念ホール・第1~4会議室 | 
| 主催 | : | 復興大学災害ボランティアステーション | 
| 共催 | : | 復興庁宮城復興局 | 
| 大学間連携災害ボランティアネットワーク | ||
| 東北学院大学災害ボランティアステーション | ||
| 後援 | : | 宮城県、仙台市、社会福祉法人 宮城県社会福祉協議会、 | 
| 社会福祉法人 仙台市社会福祉協議会(仙台市ボランティアセンター)、 | ||
| 特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター、みやぎ連携復興センター | ||
| 河北新報社、ミヤギテレビ、KHB 東日本放送、仙台放送、TBC 東北放送、NHK 仙台放送局ほか | ||
| 備考 | : | 事前申込不要・入場無料(公開シンポジウム) | 
開催趣旨
 東日本大震災から3年を迎えようとしている被災地では、仮設住宅から復興住宅へ、被災者の居住環境が大きく変化しつつある。そうした状況において今後、要援護者の見守りなど生活支援の面で、学生ボランティアの中長期的な取り組みが求められることになるだろう。そして、津波による海岸線の破壊と原発事故にともなう風評被害によって問題化した、農業・漁業など第一次産業の再生においても、学生ボランティアの果たす役割は大きくなりつつある。このように、東日本大震災からの時間経過とともに、学生ボランティアの役割も転換期を迎えている。
 だが、学生ボランティアが果たす役割は、東日本大震災の被災地にとどまるものではない。日本列島は毎年のように集中豪雨・台風が直撃し、都市か地方かを問わず、甚大な被害に見舞われている。少子高齢化・人口減少が加速している地方圏では、社会の存続そのものが見通せないケースも少なくない。そうした状況の中で、学生ボランティアは地域をフィールドとして、どのような活動を担ってきたのか/担うべきなのだろうか。そして、地域社会のただなかに立地する大学は、どのような役割を果たしてきたのか/果たすべきなのだろうか。
 阪神・淡路大震災と東日本大震災――この二つの大震災は、以上のような原理的な問いを私たちに投げかけている。
プログラム
12/13(金) メイン会場:東北学院大学 8号館5階 押川記念ホール
1日目総合司会 佐々木 郁子(東北学院大学経営学部教授)
| 11:30~13:00 | ポスターセッション・パネル展示(8号館3階 第1・2会議室) | ||
| 13:00~13:10 | 開会 挨拶 | ||
| 松本 宣郎(東北学院大学学長) | |||
| 谷 公一氏(復興庁副大臣) | |||
| 13:10~14:20 | 基調講演 | ||
| 「これまでの3年、これからの3年~どう生かす、KOBEの教訓」 | |||
| 山中 茂樹氏(関西学院大学災害復興制度研究所教授) | |||
| 14:20~14:30 | 休憩 | ||
| 14:30~15:30 | 学生フォーラム①「東日本大震災と学生ボランティア」 | ||
| 報告者: | 早稲田大学 木暮 千夏氏(気仙沼復興支援インターン活動) | ||
| 宮城学院女子大学 中塚 悠氏、伊藤 文佳氏 | |||
| (岩沼市子ども支援ボランティア活動) | |||
| 東北学院大学 羽賀 慧、阿部 夏美 | |||
| (メッセンジャーとしてのボランティア活動) | |||
| コーディネーター: | 菊地 竜生氏(仙台市市民活動サポートセンター センター長) | ||
| 15:30~15:40 | 休憩 | ||
| 15:40~17:40 | 市民フォーラム①「転換期における生活支援と産業再生」 | ||
| 報告者: | 橋本 泰典氏 | ||
| (全国コミュニティライフサポートセンター 被災地生活支援部門 石巻地域グループ長) | |||
| 押田 一秀氏(相馬はらがま朝市クラブ 理事) | |||
| 佐藤 正実氏(20世紀アーカイブ仙台 副理事長) | |||
| コーディネーター:齊藤 康則(東北学院大学経済学部准教授) | |||
12/14(土) メイン会場:東北学院大学 8号館3階 第3・4会議室
2日目総合司会 伊鹿倉 正司(東北学院大学経済学部准教授)
| 9:15~11:30 | 学生フォーラム②「全国各地における学生の取り組み」 | ||
| 報告者: | 東北福祉大学 小野寺 萌氏(ボランティア活動と防災活動) | ||
| 桜美林大学 渡辺 晴夏氏(気仙沼市・唐桑町ボランティア活動) | |||
| 北陸学院大学 光主 優氏(陸前高田市復興ボランティア活動) | |||
| 名古屋学院大学 金子 敏弥氏(気仙沼市復興支援インターン活動) | |||
| 立命館大学 佐野 匠氏(台風18号にともなう災害ボランティア活動) | |||
| 西南学院大学 永尾 優美香氏(南三陸町復興支援インターン活動) | |||
| コーディネーター: | 関西学院大学 四元 孝浩氏 | ||
| 東北学院大学 佐々木 直樹 | |||
| 11:30~13:00 | 休憩 | ||
| ポスターセッション・パネル展示(8号館3階 第1・2会議室) | |||
| 13:00~14:50 | 市民フォーラム②「大学と地域社会の新たな関係づくり」 | ||
| 報告者: | 早川 敏氏(仙台市社会福祉協議会) | ||
| 森河 亮氏(広島修道大学法学部准教授、ピア・カウンター教員) | |||
| 松本 真理子氏(中央大学ボランティアステーション・ボランティアコーディネーター) | |||
| コーディネーター: | 阿部 重樹(東北学院大学経済学部教授) | ||
| 14:50~15:00 | 閉会 「大学間連携災害ボランティアネットワークの常設化に向けた宣言」 | ||
| 郭 基煥(東北学院大学経済学部教授、同大学災害ボランティアステーション所長) | |||
ポスターセッション・パネル展示の内容について:
 ○各大学のボランティア活動紹介
 ○ボランティア関連組織の組織・活動紹介
 ○仙台市・(公財)仙台市市民文化事業団主催の「RE:プロジェクト」の展示企画
 ○NPO法人20世紀アーカイブ仙台「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」展示企画 など
事務連絡:
 ○記録資料作成のため、収録作業(動画・音声収録、静止画撮影)を行いますので、ご了承願います。
 ○貴重品管理につきましては、参加者の皆様各自でお願いいたします。
 ○キャンパス内全面禁煙となっておりますので、ご了承願います。
復興大学災害ボランティアステーション
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋一丁目3-1 東北学院大学 土樋キャンパス 大学院棟2階26教室
TEL.022-264-6522 FAX.022-264-6523(受付対応時間:平日11:30~16:30)
E-mail:revolu@tscc.tohoku-gakuin.ac.jp
ホームページ:https://www.fukkou-daigaku-volunteer.jp/

