東北学院大学

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【平成25年度東北学院大学学長助成シンポジウム】親を亡くした子どもたちに社会科学ができること ―震災後の家庭養育支援における法律学の役割 開催のご案内

2014年03月05日

東北学院大学      
「震災と子ども」研究会

平成25年度東北学院大学学長助成シンポジウム
親を亡くした子どもたちに社会科学ができること
―震災後の家庭養育支援における法律学の役割 


 下記の要領で平成25年度東北学院大学学長助成シンポジウム「親を亡くした子どもたちに社会科学ができること―震災後の家庭養育支援における法律学の役割」を開催いたします。
 今回の震災による18歳以下の震災孤児・震災遺児の数はそれぞれ230人、1327人に上り(厚生労働省発表・2012年10月31日時点)、子どもたちの心のケアを含めた養育環境の整備が求められています。そのためには、法的・社会的な家庭養護の支援基盤の構築が不可欠です。
 東北学院大学「震災と子ども」研究会は、震災で親を亡くした子どもたちのために法律学ひいては社会科学ができることは何か、という問題関心から、民法・行政法・児童福祉法に関わる制度設計のありかたを総合的に検討する作業を進め、今回の震災における子どもや養育者の支援のみならず、今後起こりうる災害下での家庭養護のありかたを考えてきました。今回標記シンポジウムでその中間的総括をおこないたいと思います。震災に関する支援をされている専門家および市民のみなさまのご参加をお待ちしております
 会場準備の関係上、ご出席いただけます際には、リンク先フォーム(http://p.tl/6G9j)までお申し込みくださいますようお願いいたします。

【日  時】  平成26年3月15日(土) 午後1時~4時
【場  所】  東北学院大学土樋キャンパス法科大学院・総合研究棟 講義室2
         (仙台市青葉区土樋1-3-1 :仙台市営地下鉄・五橋駅より徒歩5分)
         ※会場には駐車場はございません。
【参加費】  無料
【主  催】  東北学院大学「震災と子ども」研究会

【プログラム】    
(1)報告    
 遠藤隆幸(東北学院大学)   「震災遺児・孤児に対する法的支援の展望 ―総論的課題と家族法の視点から」
 羽田さゆり(東北学院大学)   「親なき子どもに関する財産法制」
 高梨文彦(朝日大学)   「遺児・孤児問題に対する行政法的検討」
 鈴木努(東北学院大学)   「『震災遺児』という課題 ―新聞データベースの分析から―」

 
  ―   休  憩 (3時00分~3時10分)  ―

(2)パネルディスカッション
 ≪パネリスト≫
 遠藤隆幸、羽田さゆり、高梨文彦、鈴木努
 ≪コメンテーター≫
 曽我洋介(東北学院大学)、阿部純一(法政大学)

【お申込先】
 シンポジウム参加申込フォームはこちら
 ※個人情報保護法に基づき、お知らせいただいた情報はシンポジウムの参加人数把握および問い合わせにのみ使用させていただきます。