「産学官民連携インフラ維持管理研修会」富谷町で開催、環境建設工学科の李相勲教授が基調講演、学生ら参加
2015年11月06日
10月29日、「産学官民連携インフラ維持管理研修会」が、富谷町・本学工学部・黒川高等学校の共催、陸奥テックコンサルタント(仙台市)の協力により富谷町役場で開催されました。この研修会は、町民の安全・安心、道路ネットワークを保持継続するため、インフラの維持管理分野で産学官民が一体となり、維持管理手法を学ぶことなどを目的に企画されたものです。当日は本学工学部環境建設工学科の学生らをはじめ、地元の建設業者や高校生ら約70人が参加しました。
研修会では、本学工学部環境建設工学科の李 相勲(い さんふん)教授から「コンクリート構造物を診断するための可視化技術」と題して基調講演がおこなわれ、陸奥テックコンサルタントから「富谷町管理橋梁で確認される損傷および住民参加型維持管理」と題して事例発表がなされました。
現地研修では、同町にある桜田橋(富谷字清水沖)に移動し、大学生や高校生らが橋梁の点検手法を学び、実際に点検機器を用いて作業を体験しました。
インフラ整備や維持管理に関心を持つ未来の技術者である高校生や大学生らの今後の活躍に期待しています。