学芸員課程3年生4名が東北歴史博物館・特別展「工芸継承」のワークショップに参加
2017年01月16日
昭和3(1928)年に宮城県仙台市に置かれた国立工芸指導所は、工芸の近代化、産業化の推進と東北地方の工芸の発展を目的に、様々な人材を輩出しつつ昭和40年代まで活動を続けていました。
1月14日(土)からスタートしたこの特別展「工芸継承―現代から捉え直す国立工芸指導所」は、工芸指導所ゆかりの試作品を紹介するもので、2月26日(日)まで開催されます。
戦前に仙台に設置された国立工芸指導所は、日本の工芸技術の近代化と海外への展開、東北地方の産業振興のために研究を行っていました。ブルーノ・タウトやシャルロット・ぺリアンといった人々が、さまざまなかたちでインスピレーションを与え、最先端の研究が展開されていました。今回の工芸指導所の展示にあたって、高校生・大学生と若手の職人やモノづくりの作家で構成するワークショップが昨年8月より半年にわたって行われてきました。
そのワークショップには、東北学院大学と東北工業大学の学生も参加。本学からは歴史学科3年生(博物館学芸員課程)稲見友香理さん、高橋瑠美奈さん、藤根郁美さん、横田志帆さんが、モノづくりワークショップや展示の企画等に関わりました。
会期中は、展示解説会のほか、展示ロビーでは職人による実演・ワークショップが5回開催される予定です。
工芸指導所の置かれた仙台・宮城の地で、これまでの工芸、これからの工芸を一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらから ⇒ 東北歴史博物館 特別展「工芸継承」
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