2017年09月28日

　
　”図書館にこの本が欲しい！” 学生たちのそんな想いを叶える機会を提供しようと、第1回「学生選書ツアー」が、9月21日に紀伊國屋書店仙台店において実施されました。
　この企画は、教員や図書館員が行っている購入図書の選書の一部を学生に担ってもらうもので、学生が書店に足を運び、その場で図書館に置きたい本を選ぶという学生主体の選書です。図書館を身近な存在として感じてもらい、また、本を通して活字に慣れ親しんでほしいとの思いから企画されました。
　初の開催となった今回のツアーには7名の学生が参加、当日は佐藤義則図書館長のあいさつに続き、図書館員によるオリエンテーションが行われ、書店内での本選びが開始されました。
　選書ツアーに参加した学生は、各学部の2・3年生が中心で、買い物かごを片手に1人2万円の予算内で選書を行いました。2人組で参加した女子学生は、ゼミ活動に必要な図書を中心に、また教員志望の男子学生は、将来に生かしたいと、指導力を高めるための図書を熱心に選んでいました。
　最初は少し戸惑っていた学生たちですが、選書が終わるころには各々の目的に選んだ本を役立てたいと意気込む声も聞かれ、イベントは好評でした。学生たちが選んだ本は、今後図書館員が大学図書館に相応しい図書かを精査し、各キャンパスの図書館に配架されます。
　図書館では、今後も、学生のニーズに合わせた充実した図書の収集に努めて行きたいと考えております。