石巻市指定文化財旧観慶丸商店にて子どもワークショップと展示解説会開催!
2018年07月04日
東北学院大学文学部歴史学科民俗学ゼミナールでは東日本大震災後からこれまで文化財レスキューに関わってきました。宮城県東部にある牡鹿半島鮎川浜の民具およそ4000点を受け入れ、クリーニングなどの保全作業にあたってきました。すでに保全作業を終え、現在は旧牡鹿町誌編さん資料の整理作業をしています。
6月13日より石巻市指定文化財旧観慶丸商店にて「おもひで写真帖~今、蘇る鮎川~」展を開催しておりますが、その関連イベントとして7月1日(日)に展示の解説会と子ども向けワークショップ「MINGUバトル★カード対戦」を行いました。民俗学ゼミナールオリジナルの民具バトルカードで遊びながら、民具の使い方やくらしのエピソードを紹介しました。初めはなかなか子どもたちが集まりませんでしたが、徐々に子どもたちも集まり、ワークショップは盛況でした。ワークショップが終わってもみんなカードバトルに夢中で、熱いバトルが繰り広げられました。
午後からは、「おもひで写真帖~今、蘇る鮎川~」展の展示解説が行われ、訪れた方たちは学生の解説に耳を傾けながら懐かしそうに写真を眺めていました。当時の鮎川の様子の解説だけでなく、学生独自の写真を見る視点に関心している方もおられました。
加藤ゼミナールでは、牡鹿半島での活動とともに石巻市指定文化財旧観慶丸商店での展示やワークショップも継続して行っていきたいと思います。
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