東北学院大学

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教養学部柳井ゼミ生 みちのくイノベーションキャンプ2018 参加報告

2018年11月08日

 11月2日から4日までの3日間にわたって東北大学青葉山キャンパス・青葉山コモンズにおいて開催された「みちのくイノベーションキャンプ2018」。この催しは東北大学と山形大学が主催し、東北学院大学も共催しました。
 2011年の東日本大震災以降、未だ復興の道半ばにある東北に、大学共同により新たな息吹を吹き込み、東北地域を活性化することを目的としたこのキャンプは、起業・創業、ビジネスの協創を目指す学生・研究者、事業の新展開を望むベンチャー企業が一堂に会するビジネスコンテストです。本学からは教養学部地域構想学科 柳井雅也教授のゼミ学生3チーム(9名)が参加しました。
 2日午前10時から東北大青葉山キャンパスの青葉山コモンズに関係者、参加学生や企業が続々と集まり11時からのオリエンテーションに臨みました。柳井ゼミ学生たちは「始動部門」にエントリーし、全34チームとコンペを戦いました。ベンチャーや一般企業の「協創部門」には14チームがエントリーされ、初日の午後から翌2日目にかけては部門別のワークショップメニューが続きます。総勢18名ものメンターのアドバイスによって2日間で企画をたて、内容をブラッシュアップし、最終日の3日目にプレゼンし評価を受けるというキャンプです。
181106-2_1.jpg 開会のあいさつで山形大学国際事業化センターの小野寺忠司センター長(本学卒業生)は「沖縄や信州でこのようなキャンプが開催されているがここまで大規模なブートキャンプは東北では初」と参加者に檄を飛ばしました。それだけ開催趣旨である東北復興の起爆剤となるアイディアと協創に期待が寄せられているということです。
 午前のオリエンテーションが終わると、午後1時から早速ビジネスプランを練るワークショップに取り掛かり、3日間のキャンプがスタートしました。
以下、地域構想学科3年の柳井ゼミ ゼミ長の黒田樹さんからのレポートを紹介します。
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地域構想学科3年の柳井ゼミ ゼミ長の黒田樹です。
私たちは11月2日から4日までに東北大学で行われたみちのくイノベーションキャンプという起業案を自ら考えプレゼンテーションするイベントに参加してきました。他大学の参加チーム数は34チームで、同ゼミからは3チーム(計9名)で出場しました。3チームの発表内容としては以下の通りになります。

①チーム名:秋の幹
 内容:ドライブスルーのスープ屋の活用による地域活性化
②チーム名:どろだらけ ファーム 農家×学生
 内容:学生と農家を掛け合わせて行う地域活性化
③チーム名:ペットでエコ
 内容:ペットボトルを回収して環境破壊を抑制

 残念ながら3チーム中2チームは予選敗退という結果になりましたが、チーム名「どろだらけファーム(阿部諒子、深澤優斗)」は、山形大学と合同で敗者復活戦に挑み、そこから見事本戦出場をいたしました。本戦では他大学の学生に負けない素晴らしいプレゼンテーションでしたが惜しくも入賞を逃してしまいました。
 最後に感想となりますが、今回のようなイベントに積極的に参加して行くことで学生の質は上がって行くのだと感じました。そして、他大学との交流、企業の方々、起業家の方々との交流は学生にとってすごく大切な交流であると感じました。
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今年初となる「みちのくイノベーションキャンプ2018」の結果は以下です。
1位:絵描かないデザイン 須藤清貴さん(東北芸術工科大学)
2位:カスタマイズグミ 安孫子真鈴さん(山形大学)
3位:チームできる 小口貴幸さん、石黒悠起さん(一般)
4位:Japan代行 村上和隆さん(山形大学)
ベストプレゼン賞:語呂合わせ 計良衛さん(東北大学)

みちのくイノベーションキャンプ2018 参加学生
教養学部地域構想学科 柳井雅也教授ゼミナール 3年(敬称略)
黒田樹(ゼミ長)、煤賀 美亜(副ゼミ長)深澤優斗、秋本 雄成、渥美将馬、阿部諒子、佐藤雪乃、青野真子、齋藤瑞希
 

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