東北学院大学

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キリスト教文化研究所主催学術講演会【詩編と福音書ー主の僕を手がかりにー】のご案内(7/20開催)

2019年06月20日

詩編と福音書ー主の僕を手がかりにー

キリスト教文化研究所主催学術講演会

申込不要   無 料   土 樋


日時:2019年7月20日(土) 13:00~15:00
会場:東北学院大学土樋キャンパス ホーイ記念館
ホール

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 イエスは十字架上で詩編22編の言葉、「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのか」を口にしたと言われている(マルコ15章34節)。人々のために苦難を受ける「主の僕」または「苦難の僕」の表象が主にイザヤ書、詩編において登場し、新約聖書に引き継がれる。本講演会では、苦難の僕を手がかりに詩編と福音書の関係を探る。第一講では、イザヤ書の苦難の僕の姿を詩編はどのように受容し、詩編神学の表象として用いるようになったかを探る。第二講では福音書、とりわけ受難物語における イエスと主の僕の関係について探る。

 

 LECTURER 講 師
 

第1講(苦難の僕と詩編)
同志社大学神学部教授  石川 立 

【講師略歴】
1953年愛知県生まれ。同志社大学神学研究科博士前期課程修了、ミュンヘン大学神学研究科博士課程修了。神学博士(Dr.theol.)。現在、同志社 大学神学部教授。専門は、旧約・新約聖書解釈、聖書神学。共著として『聖書 語りの風景-創世記とマタイ福音書をひらいて』(キリスト新聞社、2006年)などがある。
 

第2講(福音書における苦難の僕
立教大学文学部教授  廣石 望 

【講師略歴】
1961年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専攻課程を経て、チューリヒ大学神学部にて神学博士号を取得。専門は新約聖書学。現在、立教大学文学部教授。著書に『イエス物語 福音書を読む』(コイノニア社)、『信仰と経験――イエスと〈神の王国〉の福音』(新教出版社)などがある。

 


対 象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受講料   無料
主 催   東北学院大学 キリスト教文化研究所
問合せ先


 
  東北学院大学 研究機関事務課
TEL:022-264-6401 FAX:022-264-6530