2019年07月01日

　6月29日、東北学院大学地域共生推進機構主催　2019年度第1回CSW公開研究会として、映画上映会「いただきます　みそをつくる子どもたち」が、五橋地域包括支援センター、青葉土樋町内会のご協力のもと本学ホーイ記念館ホールで開催されました。
　映画「いただきます　みそをつくる子どもたち」は、福岡市にある高取保育園が取り組む独自の「食育」によって、食べることが生きることだと学んでいく子どもたちを描いた作品。
　当日は、小さなお子様や本学学生を含む様々な世代の地域の方々約90名にお越しいただきました。
　阿部重樹地域共生推進機構長の主催者挨拶ののち、「その後の　はなちゃんのみそ汁　ＧＩＦＴ」「いただきます　劇場版」を続けて鑑賞しました。
　上映中は、子どもたちがとても美味しそうにおみそ汁を食べるシーンや、上級生から下級生へみそづくりのコツが伝授される「みそ伝達式」のシーンなど、子どもたちの笑顔や元気いっぱいな姿がとてもほほえましく、温かい雰囲気での映画鑑賞となりました。
　上映終了後は、ホールロビーに移動し、映画にちなんだおにぎりとおみそ汁を食べながら、参加者間での交流会がひらかれました。交流会では、学生と地域の方々が語りあう様子や子どもたちが口いっぱいにおにぎりをほおばったり、お母さんお父さんと一緒に絵本を読んだりする様子等もみられ、終始和やかなムードで映画の内容を振り返ることができました。
　地域共生推進機構では、地域住民の課題意識を喚起し、地域の課題に取り組む切っ掛けづくりとする役割を持たせる事業に取り組んでいますが、今回は「食べること」、「自分でつくること」の大切さを見つめ直す意義深い取り組みを実践することができました。