第13回情報科学シンポジウム「ゲーム人工知能の歴史 ~コンピュータ将棋と囲碁の躍進~」(9/14開催)
2019年08月07日
東北学院大学教養学部情報科学科では、9月14日(土)に第13回情報科学シンポジウムを開催いたします。
今年は、ゲーム人工知能の研究者である保木邦仁先生をお招きし、人工知能技術の現状と今後の展望について講演いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
【場所】東北学院大学土樋キャンパス ホーイ記念館ホール
【日時】2019年9月14日(土) 15:00~17:00
【演題】ゲーム人工知能の歴史 ~コンピュータ将棋と囲碁の躍進~
【概要】
将棋においては、コンピュータチェスのような力ずくのヒューリスティック探索と大規模な評価関数の機械学習を行うことにより、人工知能の強さがプロ棋士のレベルに達しました。囲碁においては、モンテカルロ法と深層学習による高精度な勝率と着手の評価を行うことにより、人工知能はプロ棋士の思考力を凌駕するようになりました。2016年、グーグル・ディープマインド社のアルファ碁が囲碁の世界トップランカーに勝利、思考ゲームで勝つという観点において、現在人工知能は人間熟達者をはるかに凌ぐ性能を持ち得ます。
この講演では、これらゲーム人工知能の近年の進歩を紹介します。
【講師】保木 邦仁
[プロフィール]
1998年東北大学理学部卒業以降、化学領域での研究活動に従事。
2003年同研究科博士後期課程修了。
2003年から2006年にかけ、トロント大学博士研究員。
2006年には東北大学大学院理学研究科研究支援者。
2007年から2009年にかけ、同研究科助手。
2009年には東北大学高等教育開発推進センターへ移動。
2010年には電気通信大学先端領域教育研究センター特任助教。
2015年には電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授、現在に至る。
【詳細】ポスターをご覧ください。
入場無料(事前申し込み不要)
主催:東北学院大学教養学部情報科学科
後援:宮城県,河北新報社,仙台市教育委員会
問い合わせ先:東北学院大学教養学部情報科学科
Tel/Fax: 022-773-3318
e-mail: secretary@cs.tohoku-gakuin.ac.jp
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