県立視覚支援学校にて小学生にプログラミングの授業をおこないました
2019年09月27日
9月11日(水)、宮城県立視覚支援学校にて小学部の児童3名(1年生・3年生・5年生)に、本学教養学部情報科学科菅原研教授と松本章代准教授がプログラミングの授業をおこないました。
2020年度からの小学校におけるプログラミング教育の必修化は特別支援学校も例外ではありません。しかし、プログラミングは視覚に大きく依存する形で行われるため、既存のプログラミング環境は利用できません。しかも、全盲の子どもを対象としたプログラミング教育について、事例報告が少なく情報共有する仕組みもないのが実情です。
そこで菅原研究室・松本研究室では全盲の子どもたちにもプログラミングができるシステムを独自に開発しました。
子どもたちは点字を貼ったブロックを用いてプログラミングをおこないます。今回は、
「おじぎをすると『こんにちは』としゃべるロボット」
「サイコロを振ると出た目をしゃべって教えてくれるロボット」
「木琴をたたくロボット」
などを作る体験をしてもらいました。
菅原研究室・松本研究室では、今後も引き続き視覚支援学校におけるプログラミング教育をサポートしていきます。
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