東北学院大学

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学生生活の注意事項

2020年04月24日

 本学に入学したみなさんの多くは新しい環境での生活がスタートします。不慣れな場所への通学、初めての一人暮らしなどこれまでと違った環境になることで社会のルールを認識しておらず「勘違い」や「身勝手な行動」などをする学生がこれまでもおりました。このような行動から大学には多くの苦情が寄せられています。高校に校則というルールがあったように、一見自由に見える大学や社会生活には、より厳しい数々のルールがありますので社会のルールに則り生活するよう心掛けてください。
 多くの学生が正しい行いをしていても、一部の学生が間違った行動をすると大学全体が批判され、本学の評価を下げてしまうことにつながります。東北学院大学の学生としての自覚を持って生活してください。これからいくつかの項目にわけて注意点を述べていきます。

1.生活マナー

 キャンパス周辺は住宅地で学生も大学も地域の構成員です。誰もが安全・快適に生活する権利を有していますので、地域の住民の方には迷惑を掛けないように生活してください。特に以下のような内容で大学に苦情が多く寄せられております。

(1)騒音などの苦情
 深夜時間帯にアパートや近隣の住宅地、公園などに集まり騒いでいる行為。

(2)ルールを無視したゴミ出し
 指定曜日の無視、指定対象物を無視した投棄、特に引っ越しの時の不法投棄などルールを無視した行為。

(3)住宅地周辺の暴走行為
 キャンパス周辺の住宅地でのバイクの暴走行為・逆走行為。

 このような行為で注意を受けることは、本学学生としてはもちろん、一市民としての良識に欠けるものです。本学学生としての責任と自覚を強く持って生活してください。

2.交通ルールの遵守(自動車、自転車、歩行者) 『CAMPUS LIFE(学生生活)P44~参照』

 交通ルールを無視した重大交通事故が多発しております。自動車・自転車だけでなく歩行者としても交通ルールを遵守する必要があります。
(1)自動車・自動二輪・原動機付き自転車
 スピード超過、信号無視、携帯電話操作による脇見運転、免許取得間もない若年者の無謀運転などを原因とする交通事故が多く発生しております。安全運転に留意してください。

(2)自転車
 2013年に道路交通法が改正され、自転車の交通違反にも違反切符が切られるようになりました。 
 自転車であっても事故を起こせば損害賠償支払いの対象となり、多額の支払いが請求されます。
 他県の事例では9,000万円を超える高額賠償の自転車事故も発生しております。
 泉キャンパスの正門前の交差点で、赤信号を無視して左折する自転車が多く見られますが、重大学生生活の注意事項事故に繋がりますので十分注意してください。
 なお、仙台市では2019年4月より自転車損害賠償保険等への加入が義務化されましたので、市内で自転車に乗る場合は保険への加入が必要です。

(3)歩行者
 歩行者にも交通ルールがあります。道路の横断は横断歩道および歩道橋を利用し横断すること、歩道のない道路は右側を車両等の通行を妨げないように整然と通行することがルールです。
 泉中央駅と泉キャンパス間の通学の際、私有地内を通学路として利用し通り抜けをする学生に対し、住民から苦情が多く寄せられています。公道を通り通学するようにしてください。また、国道4号泉バイパスの鳥井原および天神沢交差点の横断については、歩道橋を必ず利用してください。路上にある「自転車専用横断帯(青色で表示)」を使って横断しないようにしてください。

3.キャンパス周辺地域での迷惑駐車

 自家用車を利用している学生が多く見られますが、大学構内には学生用の駐車場は設けておりません。やむを得ず自家用車で通学する場合には有料駐車場を利用するようにしてください。大学周辺のコンビニエンスストアなどの商業施設や他の方が契約している月極駐車場への無断駐車は絶対にしてはいけません。
 また、キャンパス周辺は住宅街のため道幅も狭く、緊急車両(消防車、救急車等)の通行の妨げにもなるので、路上駐車は絶対にしないようにしてください。

4.薬物(ドラッグ)『CAMPUS LIFE(学生生活)P22~参照』

 薬物のもっとも怖いところは自分で自分をコントロールできなくなることです。1回だけと興味本位で手を出したら最後、薬物依存となり後戻りができなくなります。薬物には絶対手を出さないようにしてください。

5.学外団体からの勧誘や各種セールスへの注意 『CAMPUS LIFE(学生生活)P28~P33 参照』

 本学と関係のない宗教団体、あるいは政治・思想団体の新入生に対する勧誘が度々見受けられます。また、大学生を中心として、不動産や仮想通貨を対象としたマルチ商法や投資詐欺が流行しています。学外団体への加入や高額商品の購入、投資などの儲け話、そのほか契約・署名をする際は、よく親権者と相談をして慎重に対処するようにしてください。不審なことがあれば、各キャンパスの学生係に相談してください。

6.キャンパス内全面禁煙に関すること

 学生、教職員、学内外関係者の健康被害を防止するため、2013年4 月よりキャンパス内は全面禁煙となりました(ただし近隣住民からの苦情対策として暫定的に指定場所での喫煙を可としています)。それでも学外、特に大学周辺での歩行喫煙、吸殻の投げ捨てなど喫煙マナーに関わる苦情が多数寄せられています。マナー違反者には厳重に対処します。当然のことながら、未成年者の喫煙は法律により禁止されています。

7.飲酒・飲酒運転に関すること 『CAMPUS LIFE(学生生活)P24~参照』

 学内での飲酒は厳禁です。また学外であっても、新入生歓迎コンパやその他の懇親会で、飲み慣れない酒をふざけて飲んだり無理やり飲ませたり、あるいは「イッキ飲み」をしたりすることは許されない行為です。特に新入生は20歳未満の人が多いと思いますが、20歳未満者は飲酒しないようにしてください。
 また、飲酒運転および酒気帯び運転があった場合は厳重に対処します。運転者本人のみならず同乗者や運転をそそのかしたり、飲酒運転することを知りながら車両を貸したり、飲酒を勧める行為も運転者同様の処分を受けることになりますので注意してください。

8.青少年(18歳未満)との性行為について 『CAMPUS LIFE(学生生活)P26~参照』

 青少年健全育成条例(宮城県)により高校生や中学生との性的な関係は罪に問われます。援助(金銭を渡す行為)を行い性的な行為があった場合は買春として罪に問われます。周囲からの通報で18歳未満者との性行為や児童買春により逮捕され大学から懲戒処分を受けた事例があります。

9.SNSについて 『CAMPUS LIFE(学生生活)P34~参照』

 インターネットでのトラブルが急増しています。Twitter やfacebook などのSNS は、手軽に情報交換ができるという便利な反面、不特定多数の人間が閲覧をしています。本人が何気なく書き込みしたことが、誰かをおとしめることになっている場合があり、その行為が場合によっては告訴や逮捕といった事態を招く恐れがあります。Twitter で詐欺行為や性犯罪に巻き込まれるケースも多発しています。
  また、インターネットを操作しているときに、クリックを誘導するページに進み知らない間に課金されている場合や、有料ゲームにはまってしまい気づいたときには自分の支払い能力を超え返済不能に陥る事例も報告されています。インターネットは便利な反面危険な誘惑もあるので十分に注意してください。

※これらを網羅した冊子「CAMPUS LIFE(学生生活2020)」は、5月中旬に発送を予定しております。

2020年4月
東北学院大学 学生部学生課