東北学院大学

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後期授業の開始にあたって

2020年09月07日

学生の皆さんへ

      東北学院大学  
学長 大西 晴樹

後期授業の開始にあたって

 まもなく夏季休暇が終わろうとしていますが、今年は誰しもこれまでに経験したことのない夏を過ごしたのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響は、未だ収束の見通しがたっていません。この夏、本学の関係者から感染の報告がなかったことについては安堵しております。大学生活を送るにあたって困難な日々が続きますが、引き続き気を緩めることなく体調管理に努め、大学生としての学びを継続してもらいたいと考えています。

 さて、いよいよ9月17日より後期授業を開始します。この半月ほどの感染者数は日々増減し、「みやぎアラート」は蛇行状態を繰り返しています。ただ宮城県の場合、感染ルートがほぼ解明されている点などを勘案して、後期授業は科目ごとに対面授業と遠隔授業(オンタイム、オンデマンド)とに分けて実施することにしました。

 どの方式で授業を実施するかについては、8月31日付でキャンパス別・曜日別(後期授業実施形態一覧)に、manabaにてお知らせしたとおりですので、確認をしておいてください。なお、対面授業の場合でも登校を希望しない学生の皆さんには、常にオンタイム授業(配信)を併用しますので、ご安心ください。また、学生の皆さんから寄せられた声を参考に、後期に向けて遠隔授業の改善も図っております。すべてを対面授業で実施できずに残念ですが、「一人の学生も迷うことない」状況をさらに進めていくための準備を行っていきます。

 なお、新型コロナウイルス感染症は、いつどのような状況を引き起こすのかまったく分かりません。たとえば、いずれかのキャンパスに感染者が立ち入った場合、その時点から消毒のために、そのキャンパスの授業を一定期間遠隔方式に切り替える必要性があります。今後の授業・行事の実施に関しては、大学のHPやポータルサイトに発表するので、常に確認を怠らないようお願いします。

 キャンパスでの対面授業に臨む学生の皆さんには、教師や友人との語らいや、図書館など大学の施設を利用して、学生生活を最大限有効に過ごしてもらいたいと願っています。