東北学院大学

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【アジア流域文化研究所学術公開シンポジウム】大震災を越えて Ⅱ

2012年11月01日

大震災を越えて Ⅱ
―北上川流域の歴史災害と復興―

アジア流域文化研究所学術公開シンポジウム
 

1201ryuuikiposter.jpg アジア流域文化研究所が日本国内の研究フィールドとして長年にわたり調査・研究してきた三陸沿岸・北上川流域は、東日本大震災で激甚の被害を受けた。この現実を受けとめ、2011 年 12 月に「大震災を越えて―歴史遺産を後世に残すために―」と題して、歴史学はこの地域の再生・復興のためにどのような寄与ができるのか、被災した古文書を歴史遺産として救済し保全する取り組みを紹介し、研究の展望について議論した。
 そこで 2012 年度は「大震災を越えて Ⅱ―北上川流域の歴史災害と復興―」と題して、地域の古文書から明らかにできる過去の災害と、その復興の経過について、報告 2 本を立て、シンポジウムを開催する。

■ 日時 : 平成24年12月1日(土) 13:30~16:30

■ 会場 : 土樋キャンパス8号館4階842教室

 

           LECTURER                                       講師


 【 基調報告 】 

鎌倉・南北朝時代の新旧北上川下流域 ―勝倉元吉郎資料の紹介―

本学文学部教授 七海 雅人 (ななみ まさと)

 
近世近代の北上川下流域における川沿い耕地と災害対応

栃木県立文書館学芸員 平野 哲也 氏 (ひらの てつや)


 【 シンポジウム 】 

大震災を越えて ―北上川流域の歴史災害と復興―

コメンテーター:今野照夫(石巻市北上総合支所  地域振興課)
パネラー:七海雅人、平野哲也、斎藤善之(本学経営学部教授)
 


 

○対  象  どなたでも受講できます
○申込方法   直接会場にお越しください
○受 講 料   無料
○主  催 東北学院大学 アジア流域文化研究所「新時代における日中韓周縁域
社会の宗教文化構造研究プロジェクト」(文部科学省 戦略的研究基
盤形成支援事業)
○問合せ先 東北学院大学 アジア流域文化研究所
TEL・FAX 022‑264‑6370
E‑mail:ryuiki@tscc.tohoku‑gakuin.ac.jp
URL:http://www.tscc.tohoku‑gakuin.ac.jp/~hicarb/