【東北学院大学社会福祉研究所 オープンカレッジ】共生社会の実現にむけた市民活動の展開とその課題
2013年09月19日
共生社会の実現にむけた市民活動の展開とその課題
東北学院大学社会福祉研究所 平成25年度 第33回オープンカレッジ
今年度の社会福祉研究所のオープンカレッジは、「共生社会の実現にむけた市民活動の展開とその課題」がテーマです。
共生社会とは、国籍・民族の異なる人びと、性別・年代の異なる人びと、そして障害を有する人びとが「共に生き(られ)る社会」を目指すなかで課題化してきた社会のあり方に他なりません。平成23年3月の東日本大震災以降は、「ともに」「絆」といったフレーズが、多く聞かれるようにもなりました。
一方、市民活動については、ベトナム反戦の市民運動、反公害の住民運動など、現在までに多くの歴史があります。阪神・淡路大震災が発生した平成7(1995)年は「ボランティア元年」と言われるように、20~30 代を中心とした多くの人々が被災地・神戸に駆けつけ、その後、非営利組織(NPO)が法制化される契機ともなりました。
以上のような社会的状況、そしてこの間の少子高齢化の進展などを踏まえて、今年度のオープンカレッジでは、被災地支援、地域福祉、多文化共生、若年層の就労など幅広い側面から、共生社会と市民活動の関係について考えていきます。
■ 日時 : 平成25年10月19日(土)~11月2日(土)
■ 会場 : 土樋キャンパス 8号館5階 押川記念ホール(第1~2回)
土樋キャンパス 7号館1階 701教室(第3回)
SCHEDULE 講座スケジュール
第 1 回 10/19 (土) 押川記念ホール
13:00~13:05
開講式
本学社会福祉研究所主事 齊藤 康則(さいとう やすのり)
13:10~14:20
■社会運動からボランティア・NPO へ?
本学共生社会経済学科准教授 齊藤 康則(さいとう やすのり)
14:30~15:40
■津波被災から若林区の農業再生を ―復旧から復興へ、そして地域おこしへ
一般社団法人ReRoots 代表 広瀬 剛史 (ひろせ つよし) 氏
第 2 回 10/26 (土) 押川記念ホール
13:00~14:10
■東北地方における少子高齢化 ―高齢化の現状と今後の見通し
本学共生社会経済学科准教授 佐藤 康仁(さとう やすひと)
14:20~15:30
■復旧・復興支援への市民活動の展開とその課題 ―石巻社会福祉協議会の取り組みから
石巻社会福祉協議会災害復興支援対策課課長補佐 阿部 由紀(あべ よしのり) 氏
第 3 回 11/2 (土) 701教室
13:00~14:10
■若年層の就労困難とその支援 ―あらためて労働組合運動の必要性を考える
本学共生社会経済学科教授 齋藤 義博(さいとう よしひろ)
14:20~15:30
■外国人被災者と震災復興のまちづくり
外国人被災者支援センターセンター長 佐藤 信行(さとう のぶゆき) 氏
15:35~15:40
閉講式
本学共生社会経済学科学科長 郭 基煥(かく きかん)
○対 象 | どなたでも受講できます |
○申込方法 | 直接会場にお越しください |
○受 講 料 | 無料 |
○主 催 | 東北学院大学 社会福祉研究所 |
○問合せ先 |
東北学院大学 研究機関事務課 TEL 022‑264‑6401 FAX 022‑264‑6530 |