東北学院大学

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東北学院大学 アジア流域文化研究所 2020年度 オンライン(zoom)による公開講演会について

2021年02月12日

演題:瓦から見た869年発生の貞観地震の被災と復旧


 東日本大震災発生からまもなく10年、様々なことが思い出されます。その後も熊本地震、死火山・御嶽山の突然の噴火などの自然災害が頻発しています。そうした最中に、今度は新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、われわれは未だその渦中にあります。じつは、平安時代9~10世紀は、富士山や十和田の噴火や貞観地震などの大災害が連続し、感染症も流行して、多くの人命が失われた想像を絶する時代でした。災害が政治的に抹殺され非業の死を遂げた人物の怨霊による復讐であると信じられ、その鎮魂のための御霊会が祇園祭の起源とされています。本講演では、869年に発生し、津波も引き起こした貞観地震の被災範囲や復旧の過程について、被災した多賀城や陸奥国分寺などの復旧用の瓦を通して再考します。

講師:東北学院大学アジア流域文化研究所・所長 佐川 正敏
日時:
2021314() 13:3015:00

[申込方法]
 東北学院大学では新型コロナ未終息に鑑み、今年度の公開行事はすべてオンラインによる開催に限定されております。したがって、ご自宅などにWi-Fi通信環境が設置され、WEBカメラやマイクが付いたパソコンやタブレットなどをお持ちの方だけが、本講演会に参加可能であることをどうかご理解ください。定員は50名で、参加は無料です。
 参加希望の方は、氏名住所メールアドレスを明記の上、2月26日(金)必着でアジア流域文化研究所のメールアドレスryuiki@mail.tohoku-gakuin.ac.jpへお申込み願います。応募者多数の場合は抽選となります。参加確定の方へは、3月8日(月)頃に本講演会参加のためのURLおよびPasscode、参加時の諸注意を含むzoom招待状をメールでお送りします。

[問合せ]
東北学院大学アジア流域文化研究所
住所 〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋1-3-1
電話 022-264-6370
e-mail ryuiki@mail.tohoku-gakuin.ac.jp