2020年度 【震災と文学】の動画を広報チャンネルで公開しました
2021年03月12日
東日本大震災から10年。好評を博してきた公開講座シリーズを本年度はドキュメンタリー番組としてお届けします。
2011年3年11日の東日本大震災発生直後から全国の大学と連携して被災地支援活動を展開しました。翌2012年、総合学術誌『震災学』を創刊。地震・津波・東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐるさまざまな課題を被災地から見つめ、考える場としました。そこから立ち上がった視点の一つが<文学>です。
大切な人を、住まいを、日常生活を失った人々が悲しみと不安のなか、よるべを求めて一冊の本を手にし、言葉を探し始めていたとき、<文学>を通して今という時代を考える一般公開講座<震災と文学>をスタートしました。作家や詩人、文芸評論家、研究者など、多彩なゲストを講師に迎えた各回90分の講座は好評を博し、2013年度から2019年度まで計51回を数えました。
2020年度は新型コロナ感染症の流行拡大を受け、従来の公開形式からYouTubeの動画配信型に変更して、レギュラー講師陣の熊谷達也・柳美里・和合亮一の3氏にご登場いただき、ドキュメンタリー番組としてお届けします。
ご視聴は東北学院広報チャンネルまたはYouTube公式チャンネルより【震災と文学】で検索してください。
2020年度 【震災と文学】 「仙河海を歩く」 作家 熊谷達也
2020年度 【震災と文学】 「小高を生きる」 小説家・劇作家 柳美里
2020年度 【震災と文学】 「福島を詠み続けて」 詩人 和合亮一