東北学院大学

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本学の学生がサイバーパトロールを実施しました

2021年08月18日

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 7月14日、多賀城キャンパスにおいてファスト映画の撲滅に向けたサイバーパトロールが実施されました。この取り組みは宮城県塩釜警察署からの依頼により行われ、14名の学生・大学院生が協力しました。
 ファスト映画とは、映画やドラマなどの結末を含むあらすじを10分程度に短く編集したもので、権利者に無断で動画投稿サイトにアップロードしたことにより、著作権法違反の疑いによる逮捕者も出ています(※)。
 サイバーパトロールを実施するにあたり、宮城県塩釜警察署生活安全課の菅原堅一課長は「官民連携による安全で安心なサイバー空間の実現のため、サイバー犯罪抑止に意欲のある学生の皆さんにファスト映画の発見活動を実施いただくとともに、これを通じてサイバー犯罪に関する防犯意識がご家族や地域住民の方々へ広まっていくことを期待しています」と話されました。
 サイバーパトロールは1時間半程度実施され、学生たちはA4判のメモ用紙の両面が埋まるほどファスト映画と疑われる動画の名称をメモしていました。
 参加した学生の一人は「一見ファスト映画と分からないものもあるので捜し出すことの難しさを感じた。ファスト映画を観ないことも犯罪抑止につながると思うので、周りの人たちに伝えていきたい」と話しました。

(※)関連リンク【一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構】
  「ファスト映画」アップロード、3名を起訴