東北学院大学

新着情報

受講生主体で考える地域活性プログラム「アクティブコミュニティ塾」が開講しました

2021年09月28日

 9月18日午後1時より、「アクティブコミュニティ塾第6期開講式」が気仙沼市役所ワン・テン庁舎2階大ホールにおいて開催されました。
 「アクティブコミュニティ塾」は、主催の気仙沼市より東北学院大学が研究の委託を受けて実施されているもので、地域づくりの担い手を育成する事業としてスタート。6回目を迎えた今年度は10名の受講生が参加します。
 開講あいさつでは、赤川郁夫気仙沼市副市長が「様々な地域課題がある中で、アクティブコミュニティ塾を通じて地域の魅力を再確認し、一人では解決できない課題でも地域を取り込む力を身に付け、多様な主体を強調することで解決に向かい、地域コミュニティが一層活性していくことを期待しています」と受講生にエールを送りました。
 続いて、佐々木和弘東北学院大学地域連携課課長は「東日本大震災以降、本学では被災者支援にとどまらず、研究成果を地域復興やまちづくりに還元するなど、地域とともに生きるための努力を重ねてきました。受講生の皆様には連続講座を通じて得られたものを地域活性化の場で活かし、大きくご活躍されることを祈念いたします」とあいさつし、開講式は終了しました。
 第一回講座は二部構成で行われ、前半部分では「気仙沼を知ろう」と題した、鈴木哲則気仙沼市震災復興・企画部長による講話がありました。12の村が明治以降合併していって現在の姿となった気仙沼市のなりたちから始まり、復興キーワードとして掲げた住まいの再建や産業の再生、人口減少という大きな課題、まちづくりの現状と取り組み、人と人がつながるまちにしたいという気仙沼市の将来像などが紹介されました。
 休憩をはさみ、ワークショップ形式で行われた後半部分では石塚直樹地域連携センター特任准教授が登壇し、6回の講座を予定しているアクティブコミュニティ塾の概要や運営方針などについての説明がありました。その後は受講生とスタッフの自己紹介、現時点でどんな地域やコミュニティにしたいのかなどをテーブル毎で意見を交わす場が設けられ、第1回講座は終了しました。
 アクティブコミュニティ塾は新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防に努めながら、6回の連続講座と公開講座が予定され、2022年2月に閉講式ならびに地域の課題解決や魅力発信に向けてのプランが受講生より発表されます。

210921-2_7.jpg 210921-2_8.jpg 210921-2_9.jpg
210921-2_10.jpg 210921-2_11.jpg 210921-2_12.jpg
210921-2_4.jpg 210921-2_5.jpg 210921-2_6.jpg