情報科学科の高橋秀幸准教授とゼミの学生がドローンによる遭難者捜索支援実証実験を行いました
2022年03月23日
3月8日、教養学部情報科学科の高橋秀幸准教授とゼミの学生が、ドローンによる遭難者捜索支援に関する実証実験を作並小学校新川分校跡施設(仙台市青葉区)を拠点に行いました。
今回の実証実験は、仙台市が運営する官民連携窓口「クロス・センダイ・ラボ」の支援を受け、株式会社空むすびと一般社団法人 Japan Innovation Challengeと共同で行われました。
捜索実験では、山で男性が遭難したという想定で行われ、高橋准教授らが共同開発中の小型ドローン用格納庫「Sola BASE」(ソラベース)から小型ドローンを離陸させ、自律飛行によって約300メートル離れた現地の情報収集と捜索を行いました。その後、遭難者を日没までに発見できなかった想定も加え、赤外線カメラを搭載した大型ドローン「NIGHT HAWKS」(ナイトホークス)での捜索も行い、遭難者役を発見しました。
高橋ゼミの学生らは当日の設営や遭難者役として参加し「この取り組みが防災や減災につながればうれしい」と話しました。
![]() 遭難者捜索ドローン
|
![]() 小型ドローン向けの格納庫「Sola BASE」
|
![]() ドローンによる遭難者捜索映像 |
![]() 実証実験説明会場の様子 |