2022年07月01日

　6月24日（金）、東北学院榴ケ岡高等学校のTG選抜コースに通う3年生を対象に「大学1日体験」を東北学院大学土樋キャンパスで実施しました。
　TG選抜コースとは大学と連携した多様なプログラムの実施などにより、東北学院大学や社会で中心的な役割を果たすことのできる人材の育成を目指すコースで、この取り組みはその高大連携事業の一環で企画され、高校生たちに大学の授業やキャンパスの雰囲気を体験してもらい、進学後のイメージを明確にしてもらうことを目的としています。
　当日は3クラス88名の生徒が参加し、大学生とともに実際の授業に参加する「授業見学」とキャンパス内の施設を見学する「施設見学」、大学での学習方法について学ぶ講座「プレゼンを学ぶ」を体験しました。
　授業見学では生徒たちが興味ある学科の授業に分かれて参加。教育学科村野井仁教授の「第二言語習得論Ⅰ」の授業では、英語などの第二言語を習得するにはどのような学習および指導が効果的であるのかなどについて、大学生と一緒に考えながら取り組んでいました。続く施設見学では礼拝堂や博物館など歴史ある建物や設備について説明を受け、実際に通うことになった時を想像しながらキャンパス内を回りました。また、本学ラーニング・コモンズ「コラトリエ」を会場に行われた、嶋田みのり特任助教と遠海友紀特任助教による講座「プレゼンを学ぶ」では、プレゼンテーション資料の作り方や発表の仕方など、グループワークを交えながら分かりやすくレクチャーされました。
　参加した生徒からは「大学の雰囲気を知ることができました。今日体験したことを、これからの進路決定に役立てていきたいです」などの声がありました。