東北学院大学

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 2022年度「音楽への招待 時代の音 レクチャーコンサート・シリーズ」第1回公演が開催されました

2022年08月22日

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 第一級の音楽家を招き、心躍る演奏とレクチャーで紡ぐコンサートシリーズ「時代の音」の「見え隠れする??オルガンの時代」と題した、2022年度第1回公演「オルガン・オブリガートの愉しみ」が、8月11日にラーハウザー記念東北学院礼拝堂で開催されました。本公演には、2009年の公演にも出演されたチェロ奏者の鈴木秀美氏をはじめ、過去公演にも出演いただいた奏者が多く参加されました。

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 公演の冒頭では、本学教養学部教授でオルガニストの今井奈緒子氏が「2008年の教養学部20周年記念演奏会をきっかけとして、学内外の方々を良質な音楽へご招待するため、毎年『時代の音』を開催しております」と、来場された方々に公演の説明をしました。また、2009年から2021年までの各公演の様子を、スクリーンに写真を投影しながら来場者とともに当時の様子を振り返りました。

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 その後、今井教授が、前半の演奏曲、バッハ作曲管弦楽組曲について解説。第3番ニ長調が華やかに演奏されました。続いて「オルガン・オブリガート」とバッハのカンタータにおけるオルガン使用、また舞台中央に設置された大型ポジティフオルガンの説明がなされました。

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 休憩を挟み後半には、バッハのカンタータ第35番第1曲と第2曲、第29番の全曲が、それぞれの解説に続いて披露されました。およそ40名の奏者による豪華な演奏を礼拝堂の雰囲気が一層引き立たせ、来場者の大きな拍手とともに公演が終了しました。

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 今年度のシリーズ最終回となる第2回公演は、2023年1月26日(木)の開催を予定しています。次回も引き続き、鈴木秀美氏の指揮、今井奈緒子のオルガン演奏、仙台バロック・アンサンブルの賛助出演を得て、J.F. ヘンデル作品による公演を企画しています。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。