東北学院大学

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第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022)で 情報科学科の松本章代教授と菅原研教授の共著論文がFIT奨励賞を受賞しました

2022年10月24日

 情報科学科の松本章代教授と同科菅原研教授の共著論文「視覚支援学校におけるプログラミング教育に3Dプリンタを活用するシステムの開発」が、9月15日に開催した「第21回情報科学技術フォーラム」(FIT2022)において「FIT奨励賞」を受賞しました。
 情報科学技術フォーラムは情報技術の学術・技術の振興に寄与するために広くその成果を発表する大会で、FIT奨励賞はその一般講演セッションにおいて優秀な論文と認められたものに贈呈される賞です。

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 松本教授と菅原教授は「全盲の児童がプログラミングを行える仕組み」を独自に考案し、宮城県立視覚支援学校の小学部でプログラミングの授業を行っております。授業では「ソースコードをQRコードに変換したもの」とそれに対応する「命令(点字・墨字)」を貼ったブロックを用いて、児童が作ったプログラムをスピーカーやモーターの「音と動き」で実行結果を認識できる仕組みづくりをしており、随所に学習のしやすさの工夫がされています。

 今回発表したシステムを使用すると、プログラミングで作成した図形をパソコン画面に描画する代わりに、図形を3Dプリンタで厚みをつけて印刷することで、手の感覚でプログラムの結果が分かるようなりました。これにより小学5年生の算数の授業で習う「多角形を描くプログラム」を扱えるようになるなど学習の幅が広がりました。


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授業で使用しているQRコードと
点字・墨字を貼ったブロック

 

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3Dプリンタを使用し印刷された多角形。
厚みがあるため、触って形が認識できる

 

 

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