東北学院大学

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2022年度「音楽への招待 時代の音 レクチャーコンサート・シリーズ」第2回公演が開催されました

2023年03月09日

 第一級の音楽家を招き、心躍る演奏とレクチャーで紡ぐコンサートシリーズ・時代の音。「見え隠れする??オルガンの時代」と題した、2022年度第2回公演「ヘンデルとオルガン」が、1月26日に泉キャンパス礼拝堂で開催されました。
 本公演には、8月の第1回公演に引き続き、指揮者・チェロ奏者の鈴木秀美氏をはじめ、過去の「時代の音」公演に出演いただいた奏者も数多く参加されました。

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 第一部の前半では、本学教養学部教授・オルガニストの今井奈緒子より、本公演で取り上げられたヘンデルのオルガンとの関わりや、オルガン協奏曲の作成経緯などを中心とした解説がなされました。ご来場の皆さんは投影されたスライドを見ながら、レクチャーに耳を傾けました。コンサートでは本年度の第1回公演と同じく横田宗隆氏の製作によるポジティフオルガンとオーケストラよるオルガン協奏曲op.4-1が、華やかに演奏されました。

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 第一部の終わりには、第二部で演奏されるオラトリオ《メサイア》について、作曲成立の背景を交えつつ解説がされました。
 休憩後は、オーケストラにソリスト4名と仙台バロックアンサンブル合唱団の声が加わり、総勢40名の豪華な演奏となりました。第15曲では、トランペット奏者2名が背中に天使の羽根を背負いながらファンファーレを演奏し、観客の目を惹きました。演奏はおよそ1時間、第一部降誕の場面の全18曲が披露されたのち、盛大な拍手とともに公演が終了しました。

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 今年度の「時代の音」レクチャーコンサート・シリーズは本公演で終了となります。同時に泉キャンパス礼拝堂での最後の「時代の音」公演となりました。2回の公演共に、開演前に長蛇の列ができるほど多くの方々にお越しいただいたことに感謝申し上げます。