東北学院大学

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【情報科学科】松本章代教授、菅原研教授、松木李玖さんがINTERACTION2023でインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞

2023年03月15日

 3月8日から10日まで開催された情報処理学会のシンポジウム「INTERACTION 2023」で、情報科学科の松本章代教授と菅原研教授、松木李玖さん(同4年)が「インタラクティブ発表賞(PC推薦)」を受賞しました。
 このシンポジウムは、1997年から毎年開催され今回が27回目の開催となります。対象分野は人と人工物、および人工物を介した人と人の相互作用に関する研究成果で、その発表の場として「登壇発表」と「インタラクティブ発表」の2つの形式が設けられています。松本教授らは224件のインタラクティブ発表の中から「インタラクティブ発表賞(PC推薦)」7件のうちの1つに選ばれました。

【研究タイトル】視覚支援学校小学部におけるプログラミング教育にカッティングマシンを活用するシステムの開発

【概要】
 視覚障害がある児童にプログラミングの授業をおこなう場合、既存のプログラミング環境を利用することは困難です。
 そこで松本教授らは、全盲の児童もプログラミングができるように、QRコードと点字を貼ったブロックを用いてプログラミングを行う独自のシステムを開発しました。
 この研究では、そのブロックで作成した「図形を描くプログラム」を、SVGファイルに変換し、カッティングマシンで厚紙を切り抜くというシステムを構築しました。これにより視覚障害児も健常児と同じように図形を描画するプログラムを作成し、触った手の感覚から実行結果を確認することが可能となりました。

 

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【関連リンク先】INTERACTION 2023 受賞掲載ページ