東北学院大学

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文化庁より土樋キャンパス正門の登録有形文化財登録証とプレートが授与されました

2023年05月12日

 本学土樋キャンパスの正門が国の登録有形文化財に登録されたことを記した登録証とプレートが文化庁より授与され、4月24日、地域の文化財を所管する仙台市教育委員会を通じて原田善教理事長に手渡されました。土樋キャンパス正門の文化財登録を巡っては、2021年7月16日に文部科学省文化審議会から答申されたことを受け、同10月14日に正式に登録されました。

 土樋キャンパスでは既に東北学院大学本館(旧東北学院専門部校舎)、ラーハウザー記念東北学院礼拝堂、東北学院大学大学院棟(旧シュネーダー記念東北学院図書館)が2014年12月19日に登録有形文化財に登録、東北学院旧宣教師館(デフォレスト館)が2016年7月25日に重要文化財に指定されており、正門は本学が所有する文化財としては5件目となりました。

 登録有形文化財登録証には、文部科学大臣の署名が入り、以下のように記されています。

東北学院大学正門 一基
鉄筋コンクリート造、間口4.2m

上記の文化財を文化財保護法第57条第1項の規定により
文化財登録原簿に登録したことを証する。

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【登録内容の概要】
名称:東北学院大学正門
建設年代等:1926年(大正15年)/1985年(昭和60年)改修
登録基準:一.国土の歴史的景観に寄与しているもの
特徴・評価:校地北辺中央に位置。三角アーチの脇門2基を一対とした正門。鉄筋コンクリート造洗出に目地切りで石張りにみせる。間口は4.2メートルで両開鉄扉を吊る。脇門はコーニスやデンティルで飾り、十字架にTGを重ねた校章を付す。歴史ある私学の表構えを形成。
備考:建築年代は本館と同時期との記録による。設計はJ・H・モーガンで、施工は仁田工務店。昭和60年に鉄扉復旧。敷地内既登録3件。

【関連リンク先】
正門が登録有形文化財(建造物)に答申