中高大一貫教育事業「東北学院榴ケ岡高校生の土木工事現場見学」を実施しました
2023年10月27日
10月17日、東北学院榴ケ岡高校の生徒が総合建設業の株式会社橋本店の協力のもと、土木分野について学び、工事の現場を見学しました。これは本学工学部環境建設工学科の千田知弘准教授が中高大一貫教育事業の一環として企画したもので、環境建設工学科の知識と橋本店の実務経験を組み合わせ、高校生に土木分野の魅力と重要性を伝えることを目的としています。
当日はTG選抜コースと総合進学コースに通う2年生15名が参加。生徒たちは橋本店のテクノロジーマネージメントセンターに集まり、同社の業務内容や実際に携わった工事の概要について社員から説明を受けました。相原真士土木部長は「現在、建設業界は担い手不足が懸念されていますが、弊社では積極的にICT(情報通信技術)を取り入れて生産性の向上を図ったり、働き方改革として社員が希望を持って働ける環境を整えたりと、課題解決に向けたさまざまな取り組みを進めています。今日の活動を通して、皆さんの進路の選択肢に建設業を入れてもらえたらうれしいです 」 と話しました。
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その後建設が進んでいる西原雨水ポンプ場へ移動した生徒たちは、地下12mの貯水槽を足場から見学したり、重機に乗ってモニターの見方を教わったりしながら、現場での作業について学んでいました。
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今回の活動に参加した生徒からは「実際に工事現場を見学したのは初めてで貴重な体験ができました。建設業の仕事を具体的にイメージできるようになり、進路選択の役に立つと思います」といった声が聞かれました。